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開催報告 |4月16日(金)大人のセルフサイエンス「共感力」

毎月第2金曜日夜21時からは、大人のセルフサイエンス。今回は「共感力」をテーマに、ドラマエデュケーターのまんぼが担当しました。

今回は、演劇的手法『感情表現』をフルに活用した内容でお届けしました。

DAIJOUBUの開催するクラスでは、いつも【Engage / Activate / Reflect】というEQ/セルフサイエンス/SELのステップで内容を構成しています。今回の内容は以下の通り。

  • チェックイン(日本で見られる多種多様な桜を選んで、今の気分を自己表現)と自己紹介
  • Engage
    • マスクワーク(指令されたとある感情を目だけで表現→身振り手振りで感情を表現→一言だけ声で表現)→ブレイクアウトルームで、チーム毎に実践
  • Activate
    • とある感情をもった人があなたの目の前に。そんな感情の人を前にあなたの言動、行動は?
      What/How/Whyの三つを用いた、貴方也の思考的に書き出してみる→ブレイクアウトルームでシェア
  • Reflect
    • 今日全般のワークを通して感じた事を共有

今回は、前半のマスクワークでは、とある感情が起点となって、目だけで思いを伝える表現ワークをやりましたが、これが意外と難しい。今の日常はマスク着用が基本ですが、現況どれだけ制約をかけられたコミュニケーションになっているのか、というのをしみじみと痛感します。コミュニケーションは目だけでなく、身振り手振りのジェスチャー、声のトーンなど、五感のありとあらゆるところを駆使して行っているというのを体感しました。

後半は、とある感情を持った人が前にいるというシチュエーションから、それぞれが、どのようにアプローチするのか各々で思考してもらいました。「一生懸命働いたのに、どうしようもなく不当な扱いを受けて、憤りの気持ちが消えない。このママ仕事をやっていけるのだろうか?」という人を前に、貴方は「何を伝えたいか?」「どのように伝えると良いか?」「なぜそのように伝えるのが?」を思考しながら、書き続けてもらいました。その後は、グループに分かれて、それぞれ印象深かった点を全体シェアした後、振り返り(Reflect)へと移りました。

振り返りでは、
・共感と同情は全く異なるものであると実感した。
・感情を独りぼっちにさせないで、感情を吐き出させることで、安心させることが大切だと思った。
・相手を落ち着かせる意味で、寄り添う姿勢の大切さを実感した。
・相手の変化や思いに気付く事が、共感力への第一歩なのだと感じた。
・話を聴く、肯定する、認める、相手から安心感を引き出すための問いの投げかけ方の重要性を実感。

演劇的手法のマスクワークは、全体が解放的になる要素を含んでいます。何となく笑ってしまう、面白いという好奇心を掻き立てられ、そこから分かってもらいたい、という感情表現に磨きを掛けようとするのは、演劇的手法ならでは!の変化かと思います。その一方で、先ずは自分自身を知る、努力が必要になってきます。

とある感情を目の前に、思考していくそのプロセスには、その場がコンフォートゾーンであることをは勿論のこと、皆さんの心が段々と解放されていく、その緩やかな場とプロセスが実に大切な時間です。ポジティブな思考は、ユーモア、問いを投げかけるマインド、そして何より微笑みから生まれます。

今回は初参加の方も多くいたので、大変賑やかなひと時となりました。
次回は、大人のセルフサイエンス特別クラス・DAIJOUBU春のイベントです。
4月29日(木・祝)・4月30日(金) 21:00~22:30 @zoom
【テーマ】『家族も 教室も 心地良くなる あなたのだいじょうぶ感覚』4/29 DAY1 家族編4/30 DAY2 教育編

4月29日(木・祝)30日(金) 21:00~22:30
「DAIJOUBU 大人のためのセルフサイエンス 特別クラス」
ファシリテーター:まわりー  ナビゲーター:まんぼ、ともこ

ぜひご参加をお待ちしております!

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