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自分自身と付き合う楽しさ

こんにちは!ベトナムのDAIJOUBUアレンジャーズChiéです。新年度が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ハノイは毎日曇り空ですが、私自身は心晴れやかに過ごしております♪

今回はちょっと自分のEQジャーニーを振り返ってコラムを書いてみたいなと思います。
私自身、EQと出会ってから数年…ここ最近「自分自身と付き合う」ということが楽しくなってきたなと感じます。別の言い方をすると、EQの学びを通して「自分」という人間を別モノとみなして観察し、そんな自分と仲良くなってきた感覚です。

そこで、3つの切り口から「自分自身と付き合う」ということについて書いてみたいと思います。

【自分を切り離して観察する】

まずはここ。自分と付き合っていくためには切り離す必要があります。私自身は1人の人間なので実際に切り離すことはできないのですが、自分という人間を少し離れたところから違う人が見るように、切り離して見てみるんです。そうすると、どっぶり自分に浸かっていては見えていなかったことがたくさん見えてくるようになりました。迷路の中にいたら見えるのは壁だらけだけど、迷路を10m上空から見てみたらその構造が見えてくる、そんな感じでしょうか。

「自分今こんな風に感じてるなー」

「自分にはこんな一面があるんだな」

「自分にはこんな癖があるんだ」

などなど。

切り離してみることによって多くの自分の一面に気づけるようになりました。自分に飲み込まれていたら、なかなか日々の生活の中でこんな発見を繰り返すことはなかったと思います。

【自分を面白がる、自分を可愛がる】

自分自身を切り離し、別モノとして見てみると「自分を面白がる」「自分を可愛がる」という感覚が生まれてきました。

私自身、子供たちと生活していて、この「面白がる、可愛がる」の感覚ってとても大事だと思っています。イライラすることも怒鳴りたくなることも、一瞬立ち止まって「これって実は面白いかも」「これもまた可愛いもんだなー」と思えると、すごく楽になるんですよね。自分自身にもこれって当てはまって…

例えば、嫉妬している自分。

EQを学ぶ前の私だったら、誰かに嫉妬している自分に対して「嫉妬、ダメダメ」と思っていました。(そもそも「自分は今嫉妬してるんだ」ということにすら気づいていなかったと思います。)

でも今は「嫉妬してるんだなー。そんな自分も可愛いもんだ。よしよし。」と思えるようになり、さらにそれを深めて、

「嫉妬してるってことは、その人に羨ましい部分があって、それを手に入れたいって思ってる。それならそうなれるようにして努力してあげようかな。」と、自分を面白がり、可愛がりながら、自分の声に耳を傾けて、その願いを叶えようとしてあげる…ということができるようになりました。

もちろん全てをすんなり叶えてあげられるわけではありませんが、願いを受け止め「そうしたいんだね」と自分に言ってあげるだけでも全然違います。

自分と付き合うことは、子育てと似ている部分が多くありますね。

【内側にある出会いと発見、そして感動】

自分を面白がり、可愛がりながら、同時に新しい自分との出会いや発見の連続、冒険の日々です。

私たちって新たな出会いや発見や刺激をいつも外側に求めているように思います。行ったことのない所に旅に出てみたり、違う環境に飛び込んでみたり、新しいことに挑戦してみたり。もちろんそれらを通して素晴らしい出会いや発見や刺激が待っていますが、自分の内側を探求しにいくと、外側の世界を冒険しに行くのと同じくらいの新しい出会いと発見、刺激があると思っています。そしてそこにはたくさんの感動も。

「自分てこういうことを大事にしていきたいんだ!」

「これは自分が絶対に侵されたくないものなんだ!」

と掴めた時の感動は、ワシントンにあるレーニア山で満点の星空を見た時と同じくらいの感動があったと思います。

世の中のいろいろなことを経験し冒険しながら、自分の内側の世界も旅する。EQに出会ってからはそんな風にして人生を2倍楽しんでいるような気がしています。

どんな世界になろうと、どんな環境に身を置こうと、どんな人と付き合おうと、常にそこにいるのは自分という1人の人間。そんな自分との付き合いをこれからも深めながら、楽しんでいきたいなと思います。

自分が自分の最高のパートナー/リーダーとなり

自分の感情という小さくもパワフルな声に耳を傾け

面白がったり、可愛がったり、慰めたり、励ましたりしながら

自分がありたい姿であれるように行動し、生きたい未来に自分をちゃんと導いてあげる。

これを繰り返していくことがEQジャーニーであり、自分の人生を生きるということじゃないかなと思います。

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