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生まれたばかりの子どもと一緒に

こんにちは、なかむです。DAIJOUBUアレンジャーズには2020年の11月から参加していて、EQを学んでからは、これまでよりも「心が動く」瞬間を感じたり、「それってどうしてなんだろう?」と考えたり、自分の内側への意識が高まっているような気がしています。今回は最近の出来事から感じたことを書いてみたいと思います。

赤ちゃんの泣き声

2021年4月、第1子が誕生し、家族が1人増えました。早産で心配も多かったですし、しばらく入院が必要だった我が子には病院のコロナ対策の方針で面会ができず、退院できたのは8月末でした。生後数ヶ月の赤ちゃんとの生活をしてすぐに分かったのは、我が子はとんでもなく大きな声で泣くということでした。1日に数回、特に夜の8時から10時くらいまでは、もうワンワン大泣きして、ミルクを飲んでも抱っこしても、ダメだ、泣き止まない、、、。ちっちゃな子どもが目に涙を浮かべて大泣きしているその瞬間は、つい数時間前の日中のご機嫌なかわいい姿との落差がありすぎて、本当に心が痛みました。よく分からんけど何かイヤなんよなぁ、なんか分からんけどごめんなぁ、とひたすら抱っこして、そのうち疲れて泣きやむまであやすのですが、実際には10分もかかっていないこの時間帯が過ぎるとものすごい疲労感とため息が出ていました。

ご近所の赤ちゃんの泣き声

自宅の周りは、窓を開けていれば道を歩いている人の声も聞こえるくらい声が響きます。ご近所には、どこのお宅かは分かりませんが、我が家だけではなくもうひとつ、小さい子どもが盛大に泣いているご家族がいます。1日に何回か、「あー、また元気に泣いてるわ。」と見ず知らずのご家族の大変さを勝手に想像してしまいます。

そんなご近所の子どもの泣き声を聞いていると、信じられないくらいワンワン泣いているのがうちの子だけじゃないことにふっと安心したり、(絶対に私のことを励まそうと思ってその子が泣いているわけではないのですが)その子の泣き声に励まされるような気持ちになったりしました。これって本当に不思議なもんだなぁと。自分の子どもに本気で泣かれる経験をするまで、子供の大泣きはちょっぴり不愉快に感じるものだったし、我慢して聞き過ごすだけだったのに、今の自分は安心感を感じてしまっているのって、なんだか可笑しいことだなぁと思った出来事でした。

苦しいとか、楽しいとか

今も、夜になれば毎日ワンワン大泣きしているうちの子との生活は続いています。でもたぶん大丈夫と思えるのは、きっとこの子と同じように自分も泣いていただろうし、ご近所さんと同じように世の中の人はみんな昔は泣いていただろうし、子どもを育てた親はきっとみんな同じような気持ちを分かり合えるだろうと思っているからだと思います。それと、赤ちゃんの泣き声そのものが、自分の親に1番届くように不愉快に感じる周波数を含んでいる、そんな話もあるとか。

まだ生まれたばかりの子どもと一緒に、辛い、苦しい、楽しい、移ろう気持ちを何度もぐるぐる体感するのは、自分へ向かう意識も高まる良い経験でした。子育てから学べること、これからもたくさんありそうです。

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