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子どもを”後ろから”見守るくらいの…

小学5年生の息子、今年に入って自転車を購入し、なんとか(時には泣いたりイライラしながら)練習をかさね、最近になってようやく乗れるようになり、近場に出かける際に自転車で一緒に出かけられるようになりました。

まだまだハンドル操作がおぼつかず危ないため、息子が前、私が後ろからついていくように縦に並んで走るのですが、終始ヒヤヒヤ。
「そこあぶない!!」「そこで一旦とまって!」「ブレーキかけて!」
「道がせまいからきをつけて!」「車にあたらないで!」「よそみしない!」
などと、ついつい、口出しをしてしまってる自分に先日ふと気がつきました。

子どもの「自分で感じ」「自分で考え」「自分で選択する」機会を奪ってる?!

昨今、子どもの自転車の事故も少なくないことから、事故にだけは絶対あってほしくない、そのうち、友達や一人で自転車で移動することも増えるだろうから、今のうちにと伝えていたつもりでしたが、気がつけば、ついつい熱がこもって、口数が多くなっていました。そのうち、曲がり角にさしかかる時に、私の顔をみて、

「どうすればいいの?」

と言うように。そして、時には

「うるさい!もうっ!わかってるって!」

よかれとおもって、とにかく心配で、やっていたことで、(もちろん、時と場合により、交通ルールのように、ホントに大人として指導しなければいけない場面もありますが)
息子が「自分で感じ」「自分で考え」「自分で選択する」機会を奪っていたかも。
「ちゃんと乗れないから、交通ルールを知らないから」と思い込んで、信頼していなかったかも。
日頃から、息子の意思に、息子がしたいようにと心がけていたつもりでも、なんだかんだと口うるさくあれこれ先回りしちゃったり、自分が一番言われてモヤモヤする言葉「ちゃんとしなさい」を無意識に言っちゃってる。これを続けると、私がついてないと自転車にのれなくなっちゃうかもな、それは親として本当に望んでいることではないよな、と、反省してしまいました。

立ち止まって思いっきり振り返ってみる

EQ的に振り返ると、”息子が”というより、”私自身”の中で、交通事故に対する「心配で」「不安で」「怖くて」「あぶなっかしくてみてられなくて」「信用できなくて」という感情でいっぱいになって、ついつい出てきてしまっているのだと思います。
また、もしかしたら、年ごろ・思春期の年齢が近づいてきて、どんどん自分の手元から離れていくことの「心配」「怖さ」「不安」「寂しさ」なども混ざり合ってるかもしれません。

EQと出会い、子育てとEQを繋げるようになってから、子どもと向き合う時、子どもの様子はもちろんですが、「自分の」感情や心の動き・様子についても、自分で意識してみるようにしています。
勉強やテスト、お稽古事のことなど、何かうまくいかない場面は特に、親子とものいろんな想いや感情が混ざり合う分、難しいなあと感じつつも、立ち止まって、「今のってどうなん?」「ホントはどうしたかったんだっけ?」と振り返ることは大切にしています。
そして、その振り返りも、その出来事の時の子や自分についての振り返りはもちろんですが、
もっと遡って「上の子の時(14年前)はどんな気持ちだったかな?」、
さらに、もっと遡って「自分がこの子と同じ年齢の時どう思ってたっけな?」
と思いっきり昔まで振り返ってみると、昔の自分や上の子から教わることや、こうすればよいのかというヒントが意外とたくさんあります。自分を含めて通ってきた道でもありますので。。

まあ、なんとかなる 

息子が前方で自転車をこぐ姿を後ろからみながらついていく光景を、少し離れたところから俯瞰して想像して、これって、子育てそのものだよなと感じました。
自分で道を選びながら、ハンドルがおぼつかない時もあったり、時には操作を誤り転んだりを経験しながら、目的地に向かって進んでいく。親が手を添えて乗り始める三輪車にはじまり、自転車になり、そして、どんどん自分で漕いでいき、行きたいところが増えていき、後ろからついていく親との距離がどんどん離れていく。

行動範囲が拡がり、自分との距離が離れていくことへの心配や寂しさもあって、時には口出しをしてしまったり、心がざわつくこともあります。でも、あれだけ乗れなくて泣いてたのに、いつの間にかスイスイ乗れるようになっているし、注意しなくても、自分で左右確認して交通ルールを守って走っているし、あれこれ教えなくても、少しずつできるようになっているのですよね。

年の差兄弟の母として、上の子で一通りの子育ては経験してきていますが、上の子の時は、若かったこともあり、とにかくちゃんとしなきゃ!と必死で、感情まかせで余裕のない子育てで、思い出すだけでも反省することしかありません。それでもなんとか大きくなり、社会人として独立し自分の家庭も築き、自分の足で歩いています。かつて子育て渦中でうまくいかなくて悩んでいた時に、親の先輩でもある女性達に「なんとかなるからだいじょうぶよ」とことあるごとに声かけもらいましたが、今思えばホントにその通り、自分の心配をよそに、周りに助けてもらいながら、なんとかなってきたよなと経験して実感しています。
時代は違い、昔と比べて今はなにかと子育てしにくい世の中だと難しさを感じる場面もたくさんあります。情報があふれすぎたり、なかなか未来に希望が持ちにくい時代で、子ども達の行く末や成長がどうなるかみえない分、どうしても心配や不安でついつい、子どもの前に出たり先回りしてしまいがちになります。「不安」「心配」は子ども達を大切に思うからこそ湧いてくる感情ではありますが、心配事の約9割は起こらないというアメリカの調査が話題になったことがありましたが、だいたいは、案外、”大丈夫””なんとかなる”ものです。

親子で自転車に乗るような・・・

「まあ、なんとかなる」
そんな楽観さをもって、親子で自転車に乗っている時の光景のように、ちょっと離れて、子どもの前ではなく”後ろから見守る”くらいの距離感を意識する、なにより、自分だって自転車に乗ってるのだから、”自分”の運転にも注意深くならなければいけません。
そうして、親も子も自分が本当に行きたい場所にいければいいなと思います。

季節もいい今の時期、子どもと一緒に自転車に乗って大津のあちこちに出かけていますが、心地よい風を感じながら、草木の匂いを感じながら、”今”の季節、”今”のわが子をしっかり味わい、みていきたい。子どもが一生懸命自転車を漕ぐ後ろ姿をみて感じたこと、気づかされたことを今回書かせていただきました。

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