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「演じることは生きること」

久しぶりの舞台出演を終えた。
上演後に多くの方からいただいた言葉が印象的だった。
「まんぼが演じるのを初めて見た」。
そうか、と思い出した。都内で最後に演者として舞台に立ったのは2019年のだった。それ以降は長野県内での舞台が中心で、東京の皆さんにとっては「演出家としてのまんぼ」が定着していたのだろう。

演じ手としての私を初めて目にした方々に、そんな新鮮な出会いを提供できたことが、何より嬉しい。演出する側に長く身を置いていたからこそ、今回改めて突きつけられた問いがあった。


「私にとって演じるとは?」

それは一番根っこの部分への回帰だった。台本を読み、役と向き合い、身体と言葉で表現する瞬間。頭で考え抜いたことが、感情の奔流に飲み込まれ、また思考から行動を通して感情を形作る。舞台の上では、感情と思考が絶えず織り交ざりながら、ひとつの「生」が立ち上がる。

この感覚こそが、私の演劇の原点だったと、改めて胸に刻んだ。

オールドセイブルックでの日々は、私に再び強く実感させた。
演じることは、生きることそのものである。 感情が溢れ、思考が巡り、行動を通してまた感情がそれを飲み込む。
その繰り返しの中で、私は確かに「生きている」と感じる。


だからこそ、これからも機会を見つけて、演者として舞台に立ち続けたい。この貴重な時間をくれた全ての皆さんに、心からの感謝を込めて。

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