開催報告|9月のPOP-UPフェスティバル「いつもとちがうハートぬりえ」
DAIJOUBU の さおり です。
久しぶりに、9月のオンラインPOP-UPフェスティバルを担当させて頂きました。
今回のテーマは、《いつもとちがうハートぬりえ》
コロナ禍の今、様々な感情を抱きながらも、明日に向かって生きる子ども達が、
希望をもって欲しいとうい願いから、【ハートぬりえ】を少しアレンジしてみました。
自分の感情を知り、感情を活かすプロセス
この夏、オリンピックで金メダルを獲得した選手を取り上げ、コロナにより開催されるか分からないオリンピックに向け、メダルを獲得するために、 この5年間を どんな感情を抱きながら過ごしてきたのか?さらに継続するために、どんな感情を活かしたのか?動画を見ながら考える時をもちました。
Q:どんな感情があったでしょう?
「うまくいかなくて辛い」「あきらめ」「不安」「モヤモヤ…」
「どうしたらよいか分からない」と自分のこととして捉えながら感じ、考える姿が印象的でした。
Q:それでもメダルを獲得するために、どんな感情を活かしたのでしょう?
「うまくできたことを思い出し、自分はできる!」「わくわく」「楽しむ」
「希望」などがあがり、発言する言葉に力がありました。
そして、ハートぬりえのアクティビティで、自分の感情を見つめながら、
やりたいことのために、どんな感情を活かし、どんな行動をおこしていくのか・・・
自分の内側にやじるしを向けてみました
心地よくない感情をどのように扱うか?感情は自分への大切なメッセージ!!
様々な出来事に付随して沸き起こるのが感情(情動)ですが、POP-UPでは、感情に良し悪しという線引きをするのではなく、自分にとって心地よいか、心地わるいかで判断することの大切さを伝えています。
今回、みんなで、心を重たくさせてしまう、心地良くない感情をあげてもらいました
さらに、こころを重たくさせる感情のイメージを不思議な砂を使って、体感してみました。
まずは・・・心は重たい感情のイメージ
※透明のグラスに入った水➡一人ひとりのこころ
黄色の砂 ➡こころを重たくする感情
こころを重たくする感情は、こころの底に沈んでしまうのですよね・・・
でも感情は、自分への大切なメッセージです。
だから、ありのままの感情を自分で受け止めて、すくい出してあげることが大切です。
すると・・・
こころを重たくしていた感情が、さらさらに・・・
自分で受け止めてあげたら、この感情はここちよいか、ここちわるいかを考えてみる
こうして、自分の感情と脳の考える力を仲良くさせたとき、次にどうしたらよいか・・・が
見つかっていきます。こんな体感をみんなとやってみました♪
自分のこととして捉える姿は、実生活で活かすEQ力になる
アクティビティのあと、下記の質問をしてみました。
Q:自分の夢を叶えるために、どんな感情を使いますか?
Q:自分の夢を叶えるために、どんな行動をおこしますか?
この、どんな行動に関して、一人のお子さんが【自分のことを知る】と言ってくれました。
今回、オリンピックで金メダルを獲得した選手を取り上げて考える時をもちましたが、
他人事ではなく、自分事として考えること・感じることから、自分の夢を叶えるためのプロセスを一人ひとりが
イメージし、最終的に【○○したい!】という思いがあらわれていました。
POP-UPを開催する時間にEQに触れることがきっかけになり、実生活の中で活かして欲しいと
願っていますが、【自分のことを知る】と発言してくれたお子さんのように、自分で感じたこと、考えたことが
活かせるEQ力に繋がっていくと感じました。
改めて、子どもの学ぶ力は無限であり、様々な可能性を秘めている・・・と実感しました!
POP-UPフェスティバルは毎月第4金曜日の19時半~毎月開催しています。
ぜひ気軽にご参加ください!皆さまにお会いできることを楽しみにしています♪
児童養護施設の職員を経て、子どもの関わりにEQの領域が必須であることを実感。
現在、学童保育にEQプログラムを導入し、子ども達とワクワク感を体感中です。
すべての人が、 心から【だいじょうぶ】だと思える世界をつくりたいと願い、活動中です。