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希望に繋がるちょうど良い心配の仕方

2024年が始まりました!

元旦に起こった能登半島地震、予期せぬ出来事が起こり、日本中が不安に包まれました。
現地におられる方々は、想像をはるかに超える思いの中で生活をされていると思います。
少しでも早く、安心出来る生活ができるように願いつつ、私ができることをしたいと思います。

私事としては、息子が受験最終章を迎えました。親として、心配の要素は尽きないものですが、
日常生活の出来事に付随する『心配』という感情にフォーカスしてみたいと思います。

心配を自分の味方につける

現時点で自分の感情を知り、活かす方法を学べば、驚くほどのメリットがたくさんあります。
私が尊敬する脳科学者キャロライン・リーフ博士は、これを『ゴルディロックス効果』と呼んでいます。
ゴルディロックスと3匹のクマの物語に出てくる「ちょうどいい」お粥のように、
適切な量で心配する方法を知っていれば、私たちは自分の感情を有利に利用することができます。

※ゴルディロックス効果(Goldilocks effect)は、経済や心理学、物理学など様々な分野で用いられる
概念で、ある状態がちょうど良い範囲(適度な範囲)にあるという状況を指します。この言葉は、
英語の童話「ゴルディロックスと三匹のくまたち」から来ており、物語の中でゴルディロックスが
三匹のくまたちの家で、ちょうど良い大きさのベッドやちょうど良い温度のポリッジを見つける
シーンに由来します。

このように心配する時に、失望の感情を軽減し、不安の感情をクッションとして利用し、
状況に対する自分の反応を調整することができます。また、不安を動機として、課題や仕事を完了
させ、達成感を得る方法を学ぶこともできます。感情を味方につける方法を学ぶと、実際に人生の「混乱」の中でも
自分軸を保ち、破壊的な心配を建設的な心配に変えるスキルを身に付けることができるのです。

湧き起こる感情と思考をブレンドする

1.心配しているときに自分の心、身体はどのように感じているか、そして自分の視点
 (自分の1番気になっていること)について心配の材料を集めてみる

2.自分の気持ちを可能な限り見つけてみる

3.本当の自分は、どんなことを望んでいるのか?
 思考を整理するために自分の考えを書き留める

4.再認識、自分の考えや感情が何を伝えようとしているのかを考えてみる

5.どんなことができそうかの実行へ!

問題や課題が深刻であるほど、シンプルなフローを辿ることで、自分の内側からヒントや
答えが見つかっていきます。日々練習や意識付けの必要がある思考や行動ですが、
悩まされていることに対処するために必要な時間です。
精神的に余裕なスペースを自分に与えるために、毎日何をするかで、破壊的な心配を建設的な心配に変えられ
たら、揺るがない希望に繋がっていくと思います!

実生活で活かすために

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次回は、2024年1月24日(水)

初級:10時00分~11時30分
中級:11時30分〜13時00分で開催します。詳細はこちらから↓

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