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第二回、教育者のためのSEL/EQ体験会 開催しました

9月の第一回に続き、10/9に第二回目となる教育者のためのSEL/EQ体験会を開催しました。今回は大変ありがたいことに満員御礼となり、20名を超える方々に参加をいただきました。オンラインにも関わらず、想いが共有され、温度感のある会だったと感じます。以下、体験会での様子を少し振り返ってみたいと思います。


体験会は、今回もSELを体感していただくことを重視し、アクティビティ中心の以下の流れで行いました。

  • EQ-check-in (自分の周囲の環境をスープに例えて)& 自己紹介 
  • SEL/EQとは?
  • ワーク①「ハート塗り絵」
  • ワーク②「息合わせ&ハートアクション」
  • ディスカッション
    (今日のワークから学べる事、伝えたいこと、どんなポジティブチェンジが起こせそうか)

ハート塗り絵は気持ちを色にしてハートに埋めていく、とてもシンプルなワークですが、だからこその奥深さ、取り入れやすさがあり、ディスカッションやいただいた感想の中でも一番多くコメントをいただきました。以下はいただいたコメントの一部です。

  • 気持ちを可視化するって大切
  • ハート塗り絵を何度もすることで、心の奥底にある気持ちが見え、自分で解決法にも気づけるかもしれない
  • 保健室や朝の健康観察に使ってみたい

息合わせ、ハートアクションのワークは、全員で一緒に行い、まず最初に今の世の中の課題を挙げていただきました。子どもたちの状況、差別や自死、匿名での誹謗中傷、なんとなく息苦しい、など、この世の中の悲しい現実がたくさん挙がり、胸がずっしりと重くなる時・・・。

ここで一度みんなで深い呼吸をし、次は自分たちにできることをあげていきます。その後、そんなアクションをとったときの世の中の感情を、みんなでハート塗り絵にしていくのです。

これが、その時に出来上がったハートです・・・

参加された方からも「言葉と色でハートが溢れたとき、本当に癒されました」とご感想をいただきましたが、本当に、オンラインながらじんわりと温かさが流れ、癒される瞬間でした。

ほかにも、

  • 自他の意見を一つにすることで「様々な考えがある、みんなの社会」というところにも目を向けられるのでとてもよかった
  • 言語が通じなくても、ハートの中の色を見て想像することができるので、国境を超えたつながりも作れそう

などのご感想をいただきました。


教育や社会の様々な課題を解決していくのはとても大きな力のいることです。でもそのような課題に取り組もうとされている方々が現場にいらっしゃることにとても勇気づけられました。
ハート塗り絵をまず試してみたい、など少しずつできるところから取り入れてみよう、という声があったことも、私たちにとって非常にうれしいことでした。いきなりSELをカリキュラムに組み込む、、というのはハードルが高いですが、そうしてできるところから少しずつ広がり、子どもたちにとって少しでも良い環境が増えていくと良いなと思います。


DAIJOUBUでは今後も定期的に教育者や保護者の皆さんに向けてイベントを企画していく予定です。詳しくはホームページやメールレター、Facebookページで随時ご案内しますので、皆様のご参加、心よりお待ちしております。

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