開催報告|10月 TEA TIME「通知表」
DAIJOUBU定期イベントの1つとして今回初開催だった『tea time』。
第4金曜日21時から開催で、今回は初回にもかかわらず10名が参加しました。
担当のアレンジャーは、まわりー。
テーマは『通知表』。予想を超える盛り上がりと、脳と心の心地よさでした!
通知表が、全然欲しくない
当初は11月よりDAIJOUBUアレンジャーズネットワーク(DAIJOUBUの活動主旨に賛同する18歳以上が集まり、共に学び合い共有し合うコミュニティ)を本格的に開始し、11月から開始しようとしていたtea timeでしたが、私まわりー、どうしてもこのトピックで開催したくなり、1週間前に急遽開催を決めました。
というのも、小1の息子がコロナの影響でまだ人生初めての通知表をもらっていないのですが、そろそろその時が来るのです。ふと想像をしてみたら・・・全然欲しくない。笑 これは困ったと、仲の良いかっこいいお母さんの先輩や、小学校で教員をしている友人や、DAIJOUBUアレンジャーズメンバーに相談をしました。
「どう考えても、通知表全然欲しくないんです・・」
色々な答えが返ってきました。先生に直接、通知表うちは要りませんと言ってしまおうか、もらった後で一緒にここまでを振り返る通知表を作ろうか、色々考えていました。
そして、アレンジャーのtomokoが共有してくれた記事に触発され、そうか、これをトピックにすればよいのだ!と、今回のtea timeが急遽開催されました。
今回のtea timeの流れはこのような感じ:
- チェックイン「どのドリンクを飲ませてあげたい?」
- ジャーナル「学校とは?教育とは?」
- テーマ記事「「通知表」が変われば教育が変わる?オランダの通知表に見る世界一子どもが幸せな理由」
- EQワーク「おなじかちがうか」by Six Seconds POP-UPフェスティバル
- ディスカッション「どんな気持ちで渡したい?受け取りたい?」
- アイディア「渡す方ももらう方も、だいじょうぶ な気持ちになる通知表を考える」
- リフレクト「感じたこと、今後個人としてどうするか」
セルフサイエンスを土台にした、対話の時間
第2金曜日21時より大人のためのセルフサイエンスクラス(これまでの名称は「教育者のための、SEL/EQ」)を開催していますが、それとはまったくことなる波動と雰囲気の時間となりました。アウトプットがメインのこの会は、考えて味わって表現して、を何度も繰り返す間に、他の参加者のアウトプットもまた情報として自分の世界にやってくるので、90分の間の進み方、過ごし方が全く異なるのです。
対話の会、そのものなのですが、説明的でないEQエッセンス、セルフサイエンスのtipsもほんの少し織り交ぜ、それぞれの参加者のバックグラウンドから表現される言葉や視点はどれもこれもハッとするものばかりでした。
世の中の評価と、自分の実感の、不一致・乖離
「通知表」をテーマにしながら、上記の流れで対話を進めましたがここで言葉で書いてしまうと小さくまとまってしまうような気がして、参加者の皆様の言葉をここでは到底再現できません。
ただ、①「心理的安全な場所だ」とわかること、②1つのテーマを軸にしつつもねらいを定め過ぎない「呼び水としての質問」、この2つは、このtea timeのみならず、あらゆる場所で再現したいkeyとなるポイントだったように感じます。
そして思い出しましたが、私個人としてのまなびの1つとして
世の中の評価軸による評価と、本人の実感の不一致・乖離により
「なんだ本当は大丈夫だったんだ!」も
「え、全然大丈夫なんだけど勝手に大丈夫じゃないことにしないでよ!」も
どちらもそこここで起こっている
というのがありました。そして、この不一致・乖離、が起こりやすいこの社会でどうしてもどうしても大切なのは「自分で自分のことを感じていること、わかっていること(わかり方を知っていること)」だと感じたのです。
今後もtea timeは今回のように、対話をメインに記事や映画、本など、様々なことをテーマに開催してまいります。
次回は、11月27日(金)21時~
担当アレンジャーは、まんぼ!
tea timeは語らうことをメインとするため、定員は10名とさせていただきます。金曜日の夜、少々遅めの21時~ですが、ほっとする飲み物を片手に、ぜひリラックスしてご参加ください。
シンガーソングライター・EQエデュケーター
EQの力を心から信じるアメリカ在住の3児の母
現在アリゾナ州立大学 社会的正義と人権 修士卒業
感情知能EQと出会い、生きることがうんと快適になった経験から多くの人に、
特に子どもたちを取り巻く環境にEQを一秒でも早く届けたいと願い奔走している