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時間をかけることの大切さ

EQに出会ってから、時間をかけてしか得られないものがあることを実感しています。今回はそんなテーマで少し振り返ってみたいと思います。

前回に引き続き、恥ずかしい過去の話をしますと、私はEQを学ぶと何か素晴らしい力が付き、よりよき人間になれる、と考えていたふしがあります。

実際に学んでみて失望とともに理解したことは、EQは知識として頭に置いておくだけでは何の役にも立たない、日々意識し、実践することで、やっとじわじわーっと身についてくるものだなあということです。自分で取り組まない限り、誰も私をマジカルに変身させてくれないのでした(泣)

これに気づいてから、大切なことが二つあるなと思っています。

1.自分を、まるっと受け入れること。
2.時間をかけること。

EQの話をほかのお母さんにすると、「私、つい子どもに感情的に怒ってしまうんだ」と言われることがよくあります。ちなみに私自身も感情的に怒ります・・・。で、その後反省することもしばしば。

最初は「EQでは感情を転換させることとか、子どもに共感する大切さを学んだのに、またやってしまった」なんて自分を責めていました。今も「あーやっちゃったなー」と思います。
でも、そんなときもあって「大丈夫」、そんな自分もいったんまるっと受け入れればいいのかなと思っています。そのうえで、怒りの感情や、そのあとの嫌な気持ちと向き合いながら、必要なら子どもに謝ったり、落ち着いてから話し合ってもいいし、次に向けてもう少しうまいやり方があるかを考えてもいい。そもそも感情的になることもあったっていい。

ポイントは、劇的に人は変われないということで、少しずつ、時間をかけ、試行錯誤でやっていく中に学びがあり、その結果、いつの間にか変化しているのだということです。

この前DAIJOUBUアレンジャーズの皆さんと話していて(いつも熱くなります)、みんな失敗を恐れているという話になりました。
私の場合、EQに出会ったのは子どもがもう小学校中学年になったときでしたので、その時「あー、ここまでの子育て失敗したかも、人格に悪影響を及ぼしてしまった・・」と思いました(笑)。でも改めて考えると、そこからどう自分がEQを活かしていくか、子どもに向き合っていくか、それがすべてプロセスであり、学びなんですよね。

 今の自分自身、子どもたちがどんな状態でも、一度まるっと受け入れ、時間をかけて歩んでいくこと。道中にはうまくいかないことも、後戻りすることもたくさんあると思うけれど、そういう自分や子どもたちとも向き合いながら、少しずつ歩んでいくこと。

そんなことを大切にしていきたいな、と思っています。


 すべての子どもたちに だいじょうぶ を届けていく過程もきっと長い道のり。でもたくさんの人とつながり、様々な意見を交わすことで、その過程が豊かになると思っています。私たちはDAIJOUBUアレンジャーズネットワークという皆さんとつながれる仕組みを作りました。宜しければこちらの詳細ページもぜひご覧いただけたら嬉しいです。

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