開催報告|9月11日教育者のためのSEL/EQ体験会を終えて
第一回として、9/11(金)に教育に携わる方々へ、SEL/EQ体験会を開催しました。
初めての試みでしたが、20名近い方々にご参加いただきました。
この体験会の目的としては、次のとおりです。
先日、2021年度「先進国の子どもの幸福度ランキング」がユニセフから発表されました。【身体的健康】は1位。しかし、生活満足度が高いと答えた割合や自殺率の数値を比較した「精神的健康」は、37位と調査対象国中ワースト2位だったという驚愕の現実をも踏まえ、今の日本の子ども達に必要な領域は何であるかを
考えました。
すべての子ども達に、EQという社会的スキルを育ててあげる必要性を感じ、
子ども達と直に関わりのある、教育の現場、教育に携わる方々にSEL/EQの体感をしていただき、今の教育現場で何ができるかを一緒に考えてみたいという思いから開催しました。
【開催内容】
《導入》
・EQ check-in&自己紹介
・emomonster
(モンスター:現場でよく見る&自分)
・SEL/EQとは
(頭と心が仲良くなると、日々の生活にどのような変化があるか?)
・三角の呼吸
▶︎脳内に起動してる今使わないアプリを消す
《ワークの体験》
①ハート塗り絵
(教室、現場で混在する感情は?)
②居場所の輪
(人との繋がりの中で、自分にとっての居場所はどこか?
そこに感じるもの、また誰かのためにどんな居場所を作ってあげられるか?)
③アレブリヘ
(それぞれにとっての場、学校や教室や職場やご家庭、そういった場所のために、このアレブリヘの力を借りたら、どんなことがでそうか?)
《感想・学び》
《ディスカッション/Q&A》
【ご参加いただいた方の声】
・今まで、各種セミナーに参加したが、方法とそれに対する答えが決まっているものが多かった。決められた枠組みがないことで、自分で感じることが答えになると感じ、これは初めての体験でした。
・SELの具体的な手立て、ワークにどんなものがあるのかを知りたく、
自分の引き出しを増やしたいという目的が達成出来ました。
体感出来た事も良かったです。もっと色々な方法を知りたいし、自分で創作出来るようにもなりたいです。
・ありがとうございました。
何とも言えない気分で、満たされています!
【体験会を通しての気付き】
・ご参加いただいた方々の感想を伺い、
一つひとつのワークに対する答えは、『自分で何かを感じること』その意義が
単なるHow toでなく、本質を捉えたHow toに繋がるということ。
・一つひとつのワークに対し、ご自身の体感を通し、現場でどのように
活かせるかをイメージされている様子が印象的だった。
・今回、それぞれの教育現場での現況を伺い、かたち作られた組織にSEL/EQを導入していくことは難しいと感じたが、教育現場、児童との関わりを通して、
こんなにも熱い思いを持っている方々の存在に励まされました。
また、かたちにできるように、一緒に考えてみたいと改めて感じました。
次回のご案内
教育者のための、SEL/EQオンライン無料体験会を開催します
日時: 10月9日(金) 21時~22時30分
ファシリテーター: 廻田 彩夏、菅原 裕子、 滝 さおり
児童養護施設の職員を経て、子どもの関わりにEQの領域が必須であることを実感。
現在、学童保育にEQプログラムを導入し、子ども達とワクワク感を体感中です。
すべての人が、 心から【だいじょうぶ】だと思える世界をつくりたいと願い、活動中です。