今夏の『自分図鑑2022』から受け取ったもの
今夏、DAIJOUBU初めてのチャレンジ、サマープログラム「自分図鑑2022」
夏休みの間に自由研究として、「自分を研究してみよう！」「図鑑にしよう！」と、8月に毎週3回、全10回の子ども向けEQワーク POP-UP フェスティバルを開催しました。9月末までにアーカイブ視聴参加を含め、国内外から延べ170人の大人や子どもの皆さんにご参加いただきました。
本当にありがとうございました！！
今日は開催報告と参加者の声をお届けしたいと思います。
「自分図鑑」こんな体験をしました！
8/3「自分の心をのぞいてみよう！」
簡単で手軽にできる大人気のEQワーク「ハートぬりえ」。心の中にはいろんな気持ちがあること、何度かやったことのある子ども達は毎回のハートが違うこと、同じ気持ちでも人によって選ぶ色が違うことなどに気づきながら、「自分の気持ちがみえる」「自分の気持ちがわかる」体験をしました。
8/5「大切な人にお花を贈ろう！」
自分のまわりにいる大切な人達のことを思い浮かべながら、その人に「ありがとう！」の気持ちをこめてお花をつくりました。ありがとうと伝えるとどんな気持ちになるかを考えながら、「たいせつな人がいること」「頼りになる人がまわりにいる」ことを改めて実感し、だいじょうぶなあたたかい気持ちがあふれる時間でした。
8/10「観察！私のやさしさ、あなたのやさしさ」
日常の中でよくある出来事をとりあげ、それは「親切」と思うことか「不親切」と思うことかどちらだろう？！を一緒に考えました。ケースや場面によって違うこと、人によっても受け取り方が違うことに気づき、とても深い学びに繋がっていきました。
8/17「自分がお魚だったら？自分水族館をつくろう！」
海には、どのゾーン（深さ）にどんな生き物が棲んでいるかを一緒に学びながら、自分だったらどのゾーンにいたいか、シチュエーションによっていたいゾーンは変わるかどうかを考えながら、自分の水族館をつくりました。その時々で心地よくいられる場所を自分で選ぶことができると知ることができました。
8/19「世界でたった１人の自分！自分の個性を見つけよう！」
「ユニーク」ってなんだろう？を考えながら、みんなの大好きなキャラクターのユニークなところを探したり、自分と友達や近くにいる人との同じところ、違うところ、いいなと思うところなどを探しながら、「自分のユニーク」探しをしていきました！
8/24「自分だけの味方 アレブリヘをつくろう！」
人気のEQワーク、「アレブリヘと私」が自分図鑑に登場！映画リメンバーミーにも出てきて主人公を守り導いてくれたアレブリヘ。自分を守ってくれる、力をくれる、それぞれの「自分だけのアレブリヘ」を作りました。ピンチの時に助けてくれそう！との感想が出てきて、世界に１つだけの自分だけのお守りができあがりました！
8/26「世界を照らす私の灯りをつくろう！」
自分図鑑ラストは、「自分の内側にある、自分だけの特別な”光”」についてみんなで探してみました。それぞれの”光”が輝けば、自分や周りはどうかな？世界はどんなになるかな？を考えながら、その気持ちや想いを込めたランタンを作って全員でピカピカ光らせてみました。
ラストは、とても優しく、でもそれぞれの気持ちのこもった光に包まれた時間になりました。
「英語でEQ！」では4か国のお友達とコラボ！
8/1「EMOTIONAL ICEBERG」 from INDIA
海外とのコラボ、初回はインド。初めての海外の友達とのEQワークで、日本の子ども達もドキドキ、ワクワク。氷山の絵を使いながら、「自分の今感じている気持ちの奥」をのぞきにいきました。シンプルなワークですが、海を超えて遠く離れたインドのお友だちと同じワークをする中で、同じだー！と身近に感じたり、へえーそうなんだー！と国の違いを感じたり、とても刺激的で楽しい時間でした。
8/8 「CIRCLES OF COMPASSION」from BARBADOS
2回目は南米バルバドス。とても明るい雰囲気の中、「今どんな気持ち？何が必要？」「身近な人の中で思い浮かぶ人、その人といるとどんな気持ち？その人が必要なサポートは？」と、自分や身近な人のことを想像していきながら、そこから目線を世界に拡げて「世界、地球のために自分ができることは？」を考えながら、折り紙でくさりをつくって繋げていきました。ワークの合間に呼吸を整え、リラックスした空気感で、現地のファシリテーターから学ぶこともたくさんありました。
8/22「COLOR OUR WORLD」 from CHINA&KOREA
3回目は日本・中国・韓国のコラボ！お隣・アジア地域同士、3回目で慣れたこともあってか、日本の子ども達がとても積極的に参加。三か国語の挨拶を書いた自作のボードをみせてくれたり、いろんな気持ちや気づきについて話してくれました。世界に目を向け「世界がどんな気持ちに包まれたらいいか」をそれぞれの国の子ども達が、感情の言葉やぬりえを使って表現してくれました。戦争やパンデミックなど、世界中に不安がうずまいている中、子ども達から発せられる言葉の数々にとても希望や勇気がもらえそうでした。
自分の心の中ってどんな風になってるんだろう・・・
なかなか自分について考える、深く考えることを普段しない分、最初のうちは「難しい」という声があったものの、自分の研究を重ねるごとに、積極的に自分の気持ちを快不快問わず評価せず受け止める、そして、表現する、他の人の話をよく聞き考えや想いを尊重したり共感する、繋がりや交流がうまれる、楽しい！と感じながら「わかっていく」「わかってくる」の腑に落ち感や、「変わっていく」ことを肌で感じることができました。
子どもや大人の皆さんの”実感”
今回、『自分図鑑2022』に参加された大人や子どもからの感想・コメント、ほんの一部ですが、ここで紹介します。
子ども達からの声
・外国の人と交流したことが印象に残ってる。自分の心がどんななっているか分かった。
・積極的に参加できたけど、深く考えることは難しいと感じた。
・外国の人と一緒にPOPUPできたのが楽しかった！もっと外国の人と仲良くなって、もっとPOPUPみんなでやりたい！
・いつも続けてやったから気持ちの力が育った感じがして、気持ちの力を試合とか普通の時にも使えそうと思った。
・工作できるのが楽しい！DAIJOUBUの人達がみんなやさしい。
大人・保護者からの声
・他者との意見の違いを受け入れるようになった。
・こういう場で、かっこいい事言えたらいいなと思っていた事に気づいたが、ファシリテーターの方の、かっこいい事を言おうと思わなくて大丈夫だよ。という声かけが心に残った。
・海外と日本の子どもたちが意見交換をしているところがよかった。すごくいい経験になると思う。
・子どもは毎回のワーク後に、普段思っている・感じていることを、能が活性化されたからかたくさん話しだします、実はねって。普段聞けない事を話してくれるのは親として面白く貴重な時間だと感じます。 親から見ると、娘の10回を通した長期的な進化変化は、自分の好きな事・得意なことの軸がより深くなったようです。相対評価的な他人と比べるところではなく、自分の中から答えを探したことで好きな事・得意な事の自覚を深めることができました。
・海外の子たちの積極性、学びへの意欲、その場を伸び伸びと楽しんでいる感じが素晴らしいなと思い、親子ともども刺激になった。
・いつも楽しく参加しています。毎回楽しみです。
・（英語でEQ！で海外とのコラボが）斬新で面白かった。通訳があってわかりやすく参加できた。
・（自分図鑑キットが）デザインがとてもかわいく、自由研究発表で学校に持参し・展示してもらったところ、皆がかわいいといってのぞいてくれたと子どもが喜んで話してくれました。
・10回あったので、慣れてきて顔見知りになるとログインしても楽しそうでした。
新学期、落ち着いて学校に行きました。他者との心の距離感は以前よりとれるようになって、
心の余白が増えた気がします♥
自分がわかっていく感覚、どんな感情がわいてきてもいいんだ！！自分はこれで大丈夫！などと、子どもも大人もそれぞれのペースで、それぞれの受け取り方で実感していただくことができたこと、とても嬉しく思います。継続した自分を知る・探求していく習慣と、それを育む安心安全な場があることが、やはりとても重要であることも、今回あらためて私たち自身が皆さまより気づき、学ばせていただきました。本当にありがとうございました！
今秋『自分図鑑』にパワーアップ！！
月1回のペースでお届けしていた、DAIJOUBUの定期クラス
POP-UPフェスティバルは、2022年10月より
『自分図鑑 powerd by Six Seconds Global POP-UP Festiavl』
に名前が変わります！！そして、2022年11月より、
月2回（第2、4金曜日19:30～20:10）開催となります。
2～3週間に1度開催している無料クラス、定期的に継続的に
ご参加いただくことで、自分の中に起こる変化やわかるを
実感・体感できますので、ぜひお気軽にご参加ください！
長年、企業人事や就活支援に従事。
社会人と小学生14歳差兄弟の母。
すべての若い人達や子ども達が生きやすい社会になるように
EQを中心にこれまでの知識経験を活かし活動中。
