EQ Book Club 開催レポート

DAIJOUBUでは、毎月、大人向け、子ども向けに3つの定期クラスを開催しています。
ファシリテーターは、DAIJOUBUで共に学ぶアレンジャーズが担当しています。
今回は、8月に開催した「DAIJOUBU EQ Book Club」をご紹介します。
「DAIJOUBU EQ Book Club」は、毎回「この本を皆で読んでみたい!対話してみたい!」という本を見つけたファシリテーターと、参加者全員でその本の内容に触れながら、それぞれが感じたことを言葉にして共有し「問い」「対話」を大切にした読書会です。
8月22日開催分のファシリテーター優加さんによるレポートをお届けします。
今回私が選んだのは、『7つの習慣』スティーブン・R.コヴィー (著)。
キング・オブ・自己啓発書とも呼ばれる名著で、なかなかの大作です。実はこの本、まだ読破できていないのです…が、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」という所を読んだ時から、これはぜひDAIJOUBUの皆さんと対話してみたい!と思っていたので、善は急げで実行に移しました。
この第2の習慣を私なりに説明すると、
「終わり(自分の人生の終わり)やゴールを先に思い描くことでより良い今を選んでいける、目的地を明確にすることでより効果的に今を歩んでいける」
というようなものです。
全てのものは2度作られる。1度は頭の中で、2度目は実際に、という風にも書かれていました。
これって、EQブリッジでよく話す、
①現在地を知る
②目的地を描く
③その間に橋をかけて実行の手段を考える
の②に通じるな。そういえば、私はその目的地や理想を描くというのが何となく苦手で、どうしていいか分からなくなるから、もっと練習したいな、と常々考えていたのです。
ワークは、プルチックの感情の輪
(参考コラム:https://daijoubu-eq.org/read-know-learn/2021/07/24/plutchik-wheel-emotions/ )
をもとに、まずあなたが今回向き合いたい感情を選び、
①その感情と今のあなたの仲良し度はどれくらい?最近その感情にまつわるどんな出来事があった?
②自分の人生の終わりに、その感情とどんな関係になっていたい?(その感情の存在をアニメのキャラクターに例えると?)
③その関係になるために、どんな道具が役立ちそう?何をする?(旅のグッズを参考に)
といった問いをみんなで深めました。
例えば「平穏」を選んだ方は、次のようなコメントをくれました。「人との日々の関係の中で平穏を乱されることがあると感じていたが、平穏って”ドラえもん”みたいな存在と思えば、四次元ポケットも万能ではないし、これは違うよ、それも違うよという道具も出てくる。それって人間関係を紡ぐうえでの試行錯誤にも似ていて、そのドタバタも含めて一緒に関係を作っていくものだと感じた。」
それを聞いて私も、その試行錯誤の一連の物語はなんだかとても愛しいものに感じられ、理想の目的地があれば、現在の苦労もまた意味のある一歩になるのかもしれないと感じたのでした。
他にも、人生の最後には身近な人からの「敬愛」の感情を得たいと言った方は、そのために今から鍵(その方にとっては”約束を守る”ことを意味する)を大事にしたい。との気づきをシェアしてくれました。「うんざり」を選んだ方はその感情と”ちびまる子ちゃん”みたいな関係をもって、ピンと張った緊張を緩めて、まるちゃんの様にほのぼのとまぁいいじゃん~と、ゆるく受け止められるようになりたい、と。また、同じく”ちびまる子ちゃん”を選んだ方でも、あの特有の”ボヤき”が今の自分が求めていることかもしれない。といった様々な気づきをシェアしてくれました。
さて、私はというと「悲しみ」を選びました。最近周りの人の言動で悲しい気持ちになることがあるなと感じていたり、また、「ありたい自分」でいられない自分に悲しくなったりもすると感じていたからです。そしてワークを通じて「悲しみ」さんがトトロみたいな存在になったらいいなと未来を描きました。悲しみの雨も涙も、大きな傘で守ってくれて、ふかふかで柔らかいお腹でゆったりとおおらかに温かく受け止めてくれる、そんなイメージです。
こうやってワークを振り返ってみると、改めて私たちはどの感情とも、その感情に飲まれて翻弄されるのではなく、なりたい関係を選んで築いていけるのだなと感じます。その最初の一歩は、まず少し立ち止まって、自分の中をのぞくこと。
以上、BookClubの実施レポートでした!

DAIJOUBUアレンジャーズ (https://daijoubu-eq.org/arrangers) のメンバーが書いた記事です