アートの力を地域連携で!
広域連携で実践する新たなプロジェクトが始動
半年以上前の春先から始動してきたプロジェクトが、いよいよこの秋「まつり」という形で表現することになった。今回のタイトル「ON YOUR MARKS」はじめの一歩、という意味になるが、まさに一歩を踏み出せるか踏み出せないかは、当日次第!正直、これまでにないチャレンジと言ってもいいだろう。長野県東信エリア(浅麓エリア)で活動するアーティストが、繋がり、混ざり、公共ホールをフル活用しながら一歩を踏み出そう!という広域連携文化構想「TO project」
冷静に考えてもノーマルとは言えない個性の強い面々が一つの形として何かを生み出そうとするのだ。当然、一筋縄でいくわけがない。
「紆余曲折」「右往左往」「試行錯誤」
これらがまさにピッタリの言葉だと思う。だからふたを開けてみるまでは、正直どうなるか分からない。このドキドキ感とワクワク感と不安感、お分かりいただけるだろうか。
当日の内容は、今のところいくつかのワードが列挙できる。
「演劇」「身体」「音」「コミュニケーション」「介護」「農」「ダンス」「写真」「朗読」「コミュニティ」「子ども」「浅麓」
これだけ見ても一体全体なんなんだ?という疑問が湧いてきても仕方あるまい。
自分と友だちを知る遊び表現ワークショップ
それぞれのプロジェクトがどのような表現方法になるかは分からないが、私がメインで関わっている「自分と友だちを知る 遊び表現ワークショップ」は、身体やリズムを存分活かした表現、コミュニケーションにフォーカスを当てている。最終的には、ミニ・パフォーマンスと言う形で、広域の子どもたちが異年齢で混ざって何らかの表現を試みる予定だ。ここま4回のワークショップを経て、子どもたちの色や個性が見え隠れし出した。当日は参加型・体験型のミニパフォーマンスになる予感がしている。
チェックインはEQの手法を活用
チェックインは、DAIJOUBUでもお馴染みのBlob Treeを活用している。先ずワークをスタートする前に、その時々の子どもたちの状態を知ることから始めているのだが、ポジティブな感情もネガティブな感情も、あなたのそのままでいいんだよ、というメッセージを繰り返し伝えている。子どもたちの心理的安全性を十二分に担保した上で、子どもたちの「創作したい!」という想いに着火するまで、ファシリテーター全員で丁寧なアプローチを心掛けている。そのプロセスが何より大切なのだ。
11月11日(土)~12日(日)2日間、佐久アートまつりに乞うご期待!
チケットのお求めは、FM軽井沢公式ストアでもオンライン購入が可能。https://fmkaruizawa.official.ec/
イベントの詳細はこちらから。
http://www.saku-cosmohall.jp/?p=7698
生きる力をつくる・はぐくむをコンセプトとした
Art-Lovingというアートカンパニーで、演劇創作と演劇共育を中心とした教育事業に勤しむ。
舞台演出家・演劇共育実践家・ラジオパーソナリティ(FM軽井沢)として活動中。