環境の変化は自分の解像度が増すチャンス
こんにちは！日頃はベトナム・ハノイからコラムをお送りしていますが、夏休みで帰国中のため日本にてこちらを執筆しております♩
普段生活しているところから環境を変えると様々な事に気づくものですね。「ハノイにはなくて日本にあるもの」「日本にはなくてハノイにあるもの」がたくさんあり、それらに触れていくと自分の「好きなもの」「大切に思っているもの」が非常に見つけやすくなります。また、環境が変わると普段とは違う活動や行動が増えるので「こういう活動は好き」「こういう行動は苦手」という風に自分の様々な側面が見えたり、それらが明確になったりします。今回は一時帰国のハノイー日本という環境の変化の中で見つけた／再認識した自分の新しい側面について綴ってみたいなと思います。
夕日が好きです。
ハノイはビルが立ち並び、大気汚染のせいもあって、普段綺麗な夕日を見ることがなかなかできません。日本に帰ってきてまず感動したのが綺麗な夕日でした。「こんな夕日が見れるなんて幸せだね。本当に綺麗だね。」と子供たちと話しながら、毎日外に出て夕日を眺めています。そう、夕日が大好きなんです。好きなことは元々自分でも知っていたのですが、普段ハノイでは見られないためその感動は大きく、こんなにも心温められ、毎日見たくなるとは自分でも驚きでした。夕日を見ることで豊かな気持ちになれる…それを改めて認識したと同時に「綺麗な空模様や夕日は私の生活を豊かにするもの」として、気持ちを整えるアイテムリストに追加されました。こういった自分をご機嫌にしたり、気持ちを整えるモノ・コトを増やしていくことはEQを育むのにとても大事なことだと思っています。
その他にも、夕方のヒグラシの声やドライブしながら聞くFMは、私のハノイの生活にはなく、でもそれらがある日本の生活の中で改めて「あー私はこれが好きなんだよな」とはっきりと感じ取りました。ハノイに戻ったらきっと、日本にはなくてハノイにあるものに触れ、また「好きなもの」「大切に思っているもの」に気づくのだと思います。
旅程を立てるのが苦手です。
大枠以外は基本的にノープランで日本に帰ってきていて、友達から誘いがあれば予定に入れていくし、空いてる日はその日の気分で決めたり、突発的に出かけたりしています。あまり予定をしっかり立てるのは好きではなく、スケジュールぎっちりも苦手です。しかし、夫が日本で合流する1週間だけはそうはいきません。彼にとっては大事な貴重な１週間。私のように1ヶ月以上も帰国している人とは１日１日の重みが違います。そして彼はきっちり計画が立てられているのが好きなので、彼が日本に帰省する１週間の家族のスケジュールは私が組むことになっていました。しかし、どうしても進まない…。友達との調整、義実家との調整、夫がしたいこと、子どもたちが楽しめること、費用の算出と調整、交通周りのリサーチと予約、レストランのリサーチや予約…もう頭が爆発しそうになり、結局後回しになって何も計画が立っておらず、夫にお尻を叩かれるという状況になっていました。はい、私はこういう調整、段取り、旅の計画を立てるのが非常に苦手で、私が立てた計画には穴があって迷惑をかけてしまうんです。さらに「できないから助けてほしい」と助けを求めることも苦手。できない自分を見せることに抵抗があり「大丈夫！」と言って無責任に背負い込むところもあるんです。こういうことを楽しみながらできる人が羨ましいなと感じつつ、自分の苦手分野を知ること、そして苦手であると認めた上で周りに助けを求める・お願いするということもまたEQの発揮だなとつくづく感じました。
GIVE YOURSELFが課題です。
下の図はシックスセカンズのEQモデルです。
Know yourself – Choose Yourself – Give Yourselfという、「知る」・「選ぶ」・「活かす」という3つの探求領域があります。
DAIJOUBUでは「現状」と「行きたい未来・理想」の間に”橋をかける”という表現を使っています。自分を知り・現状を捉え、行きたい方向を見据え、それを繋ぐアクションや「じゃあどうする？」の答えや選択肢を見つけて実行していくのがEQなのです。
帰国中は両親の家で居候生活をしています。普段は離れて暮らす両親との時間をもっと豊かにしたい、別れる時に後悔したくないと思い、じゃあその為にどうしたら良いのか… その答えはたくさん見つけられるのに、本当にとりたいアクションは照れくささや恥ずかしさが邪魔をして実際にとることができません。前述したEQモデルの「GIVE YOURSELF」という言葉はEQを学び始めた頃はしっくりこなかったのですが、今回「あ、なるほど」と感じました。感情を活かして自分自身を投じる・捧げる、それがEQのステップに必要なんですよね。両親とのEQプロセスにおいて、私はここを磨いていく必要があると認識することができました。
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普段の生活から環境を変えてみると、こうして様々な角度から新しい自分を発見したり、価値観を再認識したりできるんですよね。そしてそれら一つ一つがプロファイルの一部であり、自分の解像度がどんどん増していくような気がします。
DAIJOUBUのクラスでも毎回新たな自分を発見することができますよ！ぜひお気軽に遊びに来てください♩
香港、サンフランシスコ、シアトル、ハノイと引越しを重ねながら3人娘の子育てに奮闘中。
子育てのつまづきをきっかけにコーチングに出会い、さらに、子供たちと向き合う中でEQの大切さを確信。
現在、コーチングでより良い親子関係を！EQで子供たちの生きる力を！を目指して
Mother’s Journeyを運営し子育てについて深め合う場を作りながら、
自らも日々学びながら子育てを楽しんでいる。
