イオンモールにてPOP-UPフェスティバルを開催しました
DAIJOUBUまわりーです。11/20、オンラインで誰でもどこからでも、という活動をしてきたDAIJOUBUが、初めて、対面でのイベントを開催いたしました!これまで1年半以上DAIJOUBUが定期的に開催してきたPOP-UPフェスティバルを、関西のイオンモールさん4店舗にメンバーがそれぞれ出向き、私はオンラインでスクリーンから参加して、たくさんの専門的なスタッフさんと共に実現しました。
イオンモールさん主催によるPOP-UPフェスティバル
POP-UPフェスティバルとは「子どもたちの心と体の権利と健康のために」、ユニセフ世界こどもの日をお祝いする目的で、全世界で行われているEQイベントです。参加者は無料で参加が出来て、世界中の親や教育者や企業といった有志がホストとして登録をし、開催をしています。昨年3月、コロナの感染拡大をうけて突然始まった休校を受けて、DAIJOUBUの前身となるメンバーでオンラインPOP-UPフェスティバルを開始し、それからほとんど毎月定期的に開催を続けています。
今回貴重なご縁を結んでいただいたのをきっかけに、イオンさんとPOP-UPフェスティバルについて、EQについて、日本のEQと教育の状況などについてやりとりをさせていただくようになり、この度イオンモールさんが主催という形でこのイベントを開催させて頂ける運びとなりました。ファミリーフレンドリーなこのPOP-UPフェスティバルという素晴らしい取り組みを、日本でもっともファミリー向けのショッピングモールであるイオンモールさんにて開催いただけたことにとても大きな意義を感じています。
EQという日本ではまだまだ新しい概念とその教育を、より多くの人たちへ届ける、自分をまるっと受け入れて見守ってくれるEQというとびきり楽しい学びの可能性や意義に、共感して動いてくださったたくさんのプロフェッショナルの皆様に心から感謝が尽きません。当日の会場も研修を受けたスタッフさんたちが、子どもたちの「夢中」が体現されるように、言葉でなく体感でどう行動するかを解釈し、内側から出る想いと行動でとても素晴らしい空間になりました。それをキャッチした多くの子どもたちの笑顔と「夢中」で溢れた会場は、とてもかわいらしく賑わっていました。
体験できた3つの「あそび」とフォトスポット、アメリカとの中継インタビュー!
当日は、POP-UPフェスティバルの60を超えるアクティビティから、3つのアクティビティが体験できるように準備しました。
コロナの状況を受けて様々な制限があった中で取り組んだのは
- ブルーはどんな気持ち?
- あかるくてらして
- ゴール・ピザ
の3つです。
POP-UPフェスティバルは本来、「キッチンでご家族で~数百名の大イベントまで」誰でも気軽にできるアクティビティです。私たちのファシリテートや案内ももちろん大切かと思いますが、アクティビティのやり方の中に、すでにEQの仕掛けがたくさんあるため、ご家族の間で十分にEQを体験いただけるのです。そこで、テーブルごとにワークの案内の紙を用意し、ご家族で(時にはスタッフもフォローをして)ワークに取り組んでいただき、出来上がった作品を会場に飾ったり、手に持って写真を撮ったりして楽しみました。
ワークを楽しんでいると、10~15分に一度、会場のスクリーンにアメリカにいる私が登場して、インタビューを行ったり、POP-UPフェスティバルや世界こどもの日についてお話をさせて頂いたりしました。
どのお子さんも、本当にスペシャルです。
しばらくもじもじして、中継タイムを見送って、やっぱり話したくなってマイクにお話をしてくれたお子さん、出来た作品を両手にたくさん持って自分のどんな光でどうやって世界をあかるくてらすのかお話をしてくれたお子さん、とってもユニークでわかる!と思わず言いたくなるようなブルーのお顔を見せてくれたお子さん、たくさんいらっしゃいました。遊びを通じて学び、安心の中で遊びが豊かになり、何かをつくる中で問いに向き合う瞬間があり、そうして出来た心のこもった作品を誰かに共有したくなる。これが全部、大人も子どもも体験できるのがPOP-UPフェスティバルの真骨頂です。
当日参加くださったお子さんにはミニブックを、大人の皆さんには無料のEQ検査をプレゼントしました。
ミニブックの中はまたとびきりかわいく、ご自宅でできる3つのワークを掲載して、本に直接書き込んでぬりえやお絵描きを楽しむこともできます。ほかに、EQのこと、POP-UPフェスティバルのこと、Six Secondsグローバルのこと、DAIJOUBUのことも、このミニブックでご案内しました。
子どもたちの「夢中」と親御さんたちの見守りと、中高生の向き合う姿
遠くから見ているとただ工作をしているように見えたかもしれません。ですが、世界最先端のEQ教育開発チームがつくるPOP-UPフェスティバルのワークは、その内容にやわらかさと核心があります。やわらかくシンプルな言葉で、それってどういうことだろう?気持ちって?そのためにどうしよう?など、EQ的な問いが各ワークの中にぎゅっと詰まっています。ただモノづくりを楽しんでいるようにも見えて、実は深い問いがつまっている、夢中になって取り組む中に、よーく考える瞬間がある。
そんなPOP-UPフェスティバルを今回、各自取り組んで頂くスタイルにしたことで、ご家族の間で「気持ち」をテーマにした会話が自然に行われていたこと、そのうえで、大人の皆さんのやさしい見守りの中で正解不正解でない豊かで自由な作品が次々誕生していたことに、とても嬉しく思いました。
会場には幼いお子さんのほかにPOP-UPフェスティバルのロゴや看板、ビデオの中に含まれるSDGsのマークに反応をして参加し、真剣にワークに向き合う中高生の姿もありました。また想像以上に未就学の小さなお子さんもいらしたことで、会場には文字だけでなく絵で気持ちを表現した作品もたくさん見られ、これもまたEQらしい時間となりました。
EQを育む環境として最高の日に、心温かいスタッフさんたち
当日会場を担当したスタッフさんは事前にEQ研修を受けていました。ほとんどの方々にとってEQは初めてのモノでしたが、いつものDAIJOUBUのスタイルの通り、私たちは語らない・教えない、自分で自分の中を探索して見つける、というファシリテートと内容で【EQとは・EQを使う・POP-UPフェスティバルホストトレーニング】という3つのテーマで行いました。
当日の会場では、多くのスタッフさんがご自分の言葉で、姿勢で、笑顔で、だいじょうぶな空間をつくってくださっていました。何よりも子どもたちが「安心して冒険できる」ように、「夢中」を引き出せるように、事前に研修内で全員で出し合って考えた行動指針を自然と皆さんが体現していらしたのにも心からの安堵と希望を感じました。
これなら、本質的で周りにも自分にもやさしい本来のEQを日本中に届けていける、そう思えたことも私にとって財産です。
イオンモールは、世界有数のPOP-UPフェスティバルオフィシャルパートナーに
今回イオンモールさんは、日本の大きな企業さんとして初めて、かつ、世界のショッピングモールとして初めて、世界有数のPOP-UPフェスティバル・オフィシャルパートナーとなりました。
イオンモールが日本中で多くの拠点を持つファミリー向けのショッピングモールであり、影響力も大きいことから、このPOP-UPフェスティバルを全世界で主導するSix Secondsとの間にライセンス契約を結び、正式に商業施設にて公に開催することが叶いました。
DAIJOUBUとしてSix Secondsとイオンモールさんとの間でプロジェクトを推進できたことを誇りに思うと同時に、どちらにとってもwin-winな取り組みをこうして誕生させることができ、胸がいっぱいです。グローバルのEQの仲間たちからもたくさんのメッセージを頂きました。今後のイオンモールさんでのイベントでは、他国の仲間とのコラボレーションも具体的に実現していけるよう取り組んでいきます。
DAIJOUBUは今後も、POP-UPフェスティバルを続けていきます
2022年1月より、DAIJOUBUはPOP-UPフェスティバルの日程を増やし、月に2回、火曜日お昼・金曜日夜の開催となる予定です。また、グローバルのEQの仲間たちとのコラボによる英語EQクラスもいよいよ具体的に動き始めます。
今後も「すべての子どもたちに だいじょうぶ な世界を」という私たちの意思をブラさずに、私たちの だいじょうぶ も大切にしながら、コツコツと届けていければと思います。
心と頭の、年末の整理に
EQ・セルフサイエンスの時間は「心と頭のヨガのよう」とよく思います。すごく疲れていても、なんだか整理されてすっきりする力が、DAIJOUBUのクラスにはあります。ファシリテーターによって個性が出るのに、誰がファシリテーターの日も違った楽しみがある、DAIJOUBUの開催するクラスはどれも自慢のクラスです。
時々気になるトピックに参加するのでも、とってもお得に参加頂けるアレンジャーズへのご参加いただき参加できる時にいつでも気軽に参加いただくのでも、私たちはいつでもお待ちしています。
シンガーソングライター・EQエデュケーター
EQの力を心から信じるアメリカ在住の3児の母
現在アリゾナ州立大学 社会的正義と人権 修士卒業
感情知能EQと出会い、生きることがうんと快適になった経験から多くの人に、
特に子どもたちを取り巻く環境にEQを一秒でも早く届けたいと願い奔走している