だいじょうぶがふくらむ言葉かけ|Morning TEA TIMEを開催しました
DAIJOUBUまわりーです。6月のDAIJOUBU Morning TEA TIMEを担当させて頂きました。
お茶を片手にゆったりと会話をするTEA TIMEに、朝クラスが誕生しました。今月より毎月第3火曜日の10:00~11:30に開催しますので、夜の時間帯が難しいみなさまもぜひご参加ください。
テーマは「だいじょうぶがふくらむ言葉かけ」。ABCじゃなくてDEFと言いましょう、という言い換えを暗記するだけでは「わかる」まではたどりつかないですし、自分の言葉になる・変化に繋がるか、というとそうでもありません。ということで、EQらしく、DAIJOUBUらしく、”だいじょうぶがふくらむ言葉って、どんな言葉なんだろう”というのを立体的に見ていきました。
大丈夫、と感じさせてくれたあの人は、一体何をしてくれたんだろう?
いつも通りEQチェックイン(今日の自分の状態を振り返る)を行った後は、まず最初に「これまでの人生で誰かに”だいじょうぶ”と思わせてもらったエピソード」を話すのからスタート。誰しも経験があるんですよね。人生で一度もそんなことがない、ということはまずないんだなぁというのをふと感じました。見つけようとするとエピソードは見つかるんですね。
そしてそのだいじょうぶエピソードを立体的に見ていきます。その人は一体何をしてくれたのか・言ってくれたのか、その人はどんな考えでそれをして、それに至った一番根っこにはどんな感情があったのだろうか。人がやってくれたことに対してですので、想像力・共感力を使って見ていきます。
そうして、だいじょうぶと思わせてもらったそのエピソードの中にあったパワーと、自分の中にふくらんだだいじょうぶはどんな感情だったのか、振り返りました。
この振り返りまでの間にもたくさんのエピソードがありましたが、信頼・受け入れ・期待・喜び・楽観・安心、などが感情のキーワードとして出てきました。
相手とつながる言葉・だいじょうぶな言葉は、どちらかを犠牲にしたりはしない
これはたっぷりと深い議論の中で見つかった発見の1つでした。だいじょうぶがふくらむ言葉かけってなんだろう、を前半に考えたうえで、後半は「ごめん」を会話しながら言い換えていくのを考えました。つい言ってしまうごめんをまず共有しました。
遅れてごめん、予め言っておくごめん、要らないよと伝えるためのごめん、お願いするためのごめん、もうとにかくごめん、などなど。「だいじょうぶ」という言葉のように色々出てきます・・!
- ごめん、という言葉にいろいろ全体的に任せて、相手に察してくれと投げてしまっていないか
- 迷惑をかけてはいけないと思って、ごめんと言わなければならないことだらけ*
- とりあえずごめんと言っていなくなってしまうとごめんが伝わらない、言って終わりじゃない
たとえば「遅れてごめん」ならば「待ってくれてありがとう」、など、だいじょうぶがふくらむ言葉に変換する、相手とつながる言葉に変換するアイディアを出し合いました。
その様々な共有の中で私がハッとしたのは、程度の差や文脈・関係性の差はあれど、「とりあえずのその場しのぎの(相手のせいにする)ごめん」「グサグサと自分を卑下するごめん」、という2つの違いはあるなということ、そしてそれら2つはまったくことなるタイプの”ごめん”でありながら、相手とつながらない、どっちかが全然大丈夫じゃない、ということについて共通しているということでした。
それは全然だいじょうぶにつながる言葉かけじゃありませんよね。どちらかが100だいじょうぶじゃなくなっても、片方は絶対にゼロにならないのが、だいじょうぶにつながる言葉かけなのでは、と思ったのです。
つながる言葉は心の・感情の力が乗っていて、思考と行動まで歪みが少なくて、すっと相手の元に届くのだな、と改めて感じました。
DAIJOUBU TEA TIMEが、月2回となりました🍵
今回ご参加くださったみなさま、関心を寄せてくださっていた皆様、ありがとうございました!
今月よりこうして、ゆったりと対話をしながらEQを体感するTEA TIMEが、月2回開催となりました🌞🌙
第3火曜日10時~/第4金曜日21時~です。月会員のDAIJOUBUアレンジャーズネットワークに参加されているみなさまは、月会費のみですべての定期イベントに参加し放題となりました!(特別イベントや1on1セッションなどは、特別価格でのご案内となります。)
次回のMorning TEA TIMEは7月20日
担当はまんぼ
ぜひご参加お待ちしております!
シンガーソングライター・EQエデュケーター
EQの力を心から信じるアメリカ在住の3児の母
現在アリゾナ州立大学 社会的正義と人権 修士卒業
感情知能EQと出会い、生きることがうんと快適になった経験から多くの人に、
特に子どもたちを取り巻く環境にEQを一秒でも早く届けたいと願い奔走している