開催報告|12月11日(金)大人のためのセルフサイエンスクラス
12月11日(金)に、今年最後の大人のためのセルフサイエンスを開催しました。
この一年の振り返りから、新しい年に向かうワークをおこないました
今回の大人のためのセルフサイエンスクラスでは、2つのワークをおこないました。
《年輪のワーク》では自己の振り返りをおこない、《どう育とう?》では、自分の強み
植物の特性を活かし、新しい年に希望を見出していきました
今回の流れ
・チェックイン
-クリスマスオーナメントから、今年の自分を表すなら?
・森林の中にいるイメージでの深呼吸
・EQワーク《年輪》/《どう育とう?》
-by Six Seconds POP-UPフェスティバル
・リフレクト
《気が付いたことのジャーナリング》
《今後、どのように活かすか?》
ワークの流れ
《年輪ワーク》
年輪は、字のごとく一年ごとに輪が増えていきます。
年輪を見ると、その年に何が起こったのか知ることができます。
良く成長できた年・あまり成長できなかった年、・木の傷は何を意味するのか
外側からは分からないが、切ってみて初めてその様子をうかがい知ることが
できます。人の心も同じように内側にフォーカスしていくことで、様々な
気づきを得ることができます。
・紙に自分の年輪を描いてみる
★過去10年間の年輪に焦点をあててみる
★1つ1つの年輪に、どのような出来事があったか、抱いた感情を書き出す
★心や体にどのようなストレスや傷を負ったかを書き出してみる
★今年はどんな年輪になったか?
♥ストレス、傷ついた体験のあと、自分にプラスになったことがあったか?
ワークを通しての気づき
・自己分析用のモチベーショングラフは、波線で表すため、
波線が下降した場合、視覚から入った印象がマイナスになりがち
だが、円で表現することで、マイナス的な要素も寛大に受け入れ
られ、あまり躊躇せず書き出すことができた
・《心の傷》に対して、その渦中にいる時はなかなか気づくことは
できなかったが、時が経つにつれて薄くなっていることが分かった
・ 心の傷そのものが、自分の価値になっていた
・前進していくことは大切だが、自分の感情を確認することがもっと 大切である
《どう育とう?》
植物が育つことのできる環境から、その適応能力を知ることで、人にも同じような
強さがあることへの気づきを探していきます。そして、私たちが未来に向かって生きる意味、
来年という新しい年に対する希望を見出していきました
《植物も土台が大切…》
【砂質土】
約80%の砂と10%の泥と粘土とシルト(沈積土)で構成。
砂質土は触るとざらざらした感触だが、水はけがよく乾きやすい。
聞こえは良いが、砂質土は養分に乏しく、農業においては第一選択とは
ならない。
【壌土(ローム)】
50〜80%の粘土とシルト、20〜50%の砂で構成。
砂質土より重いが水はけは良く、同時に水分や養分の保持や通気性に優れ、
農業やガーテニングに最適
【粘土】
50〜100%の粘土を含有し、砂やシルトが0〜50%以下の場合粘土と
呼ばれる。きめが細かく水はけや通気性が悪いため、
植物にとっては育つのが難しい土。
《ワーク内容》
①紙に描いた植木鉢に3つの種類の土を自由に描いてみる
②それぞれ違う種類の土に適応して育つ植物を考えてみる
(例示)
知らなければ、想像しても良いし、インターネットで調べてみても良い。
それらの植物は、その土の環境においてどのような根を張り、
茎や葉を広げて、花をつけ、種を作るかなどを描いてみる
③植物にとってその環境にで生きていく上でどういった困難があり、
どのように適応しその困難に打ち勝っているのかを考えてみる
それぞれの植物に色付けや説明を加えます。自分で名前をつけても良い。
ワークを通しての気づき
・与えられた環境で、根を張っていくことの大切さを感じた
それぞれの花はその環境に相応しいもので、そこに優劣は存在
しない
・育ちにくい環境だとしても、成長するための必要な要素を自分で
取り込むことが大切
・土台になる要素が大切ではないか
・与えられた環境で、何とかなる…だいじょうぶだと思えた
・人との繋がりの中で、自分が存在しているが、自分もまた誰かを
支えている存在である
毎回、たくさんの気づきがあり、今回も皆さんのお話を聞いて感動しました!
自己の振り返りも大切ですが、大人のためのセルフサイエンスでは、
ご参加いただいた方々の気づきが、自分にとっての新たな学びに繋がる醍醐味が
あります。
また、来年もどうぞお楽しみに~♪
今年最後のイベントのご案内
12月26日(土) 10時~オンラインPOP-UPフェスティバルパーティー | DAIJOUBU (colores.life)
児童養護施設の職員を経て、子どもの関わりにEQの領域が必須であることを実感。
現在、学童保育にEQプログラムを導入し、子ども達とワクワク感を体感中です。
すべての人が、 心から【だいじょうぶ】だと思える世界をつくりたいと願い、活動中です。