人との繋がりの中で、物語は紡がれていく

高校2年の息子は、ボウリングを続けています。
先日、愛知県名古屋市で4日間にわたり開催された《全日本ボウリング大会》に、神奈川県代表として
出場しました。
この大会は年間で最も規模が大きく、2人・3人・6人でのチーム戦が行われます。
個人戦とは異なり、チームの結束力が結果に大きく影響するのが特徴です。
だからこそ、自分の感情とどう向き合い、それをどのように結果へと繋げていくのか・・・。
その一つひとつの在り方に、多くの学びと気づきが詰まっていました。
感情は伝わり、チームの空気をつくっていく
チーム戦で興味深いのは、個人戦ではハイスコアを出せる選手が、チームになると本来の力を発揮できなくなる場面があることです。そこには、「チームに迷惑をかけたらどうしよう」という不安や恐れの感情が影響しているように
感じました。
そのような中、印象的だったのは各チームの声掛けです。
ストライクが出なかったときでも、「スペアでカバーしよう!」「OK、大丈夫!」
そんな言葉が自然と交わされているチームは、結果に関わらずどこか穏やかな笑顔に包まれていました。
そこには、互いを信じる気持ちと安心感がありました。信頼は、人の心を軽くし、本来の力を引き出します。
そしてその積み重ねが、やがて希望へと変わっていく・・・そんなことを改めて感じさせられました。
安心できる場所が、人の可能性を引き出す
息子のチームは、年代を超えたメンバーで構成されていました。
その中で、キャプテンの存在がとても印象的でした。
それぞれの持ち味をよく理解し、うまくいかずに自己嫌悪に陥っているメンバーにはそっと寄り添い、
肩を組んで励ます姿。
そして「このレーンならきっと活躍できる」と信じて声をかける姿がありました。
自分自身がレーンコンディションをつかみきれない時でさえ、苛立つことなく冷静に状況を見つめ、
常に笑顔でチームを支えていました。
その姿はチームに大きな安心感をもたらし、「うまくいかなくても大丈夫」と思える空気をつくっていたように感じます。人は、安心できる場所の中でこそ、本来の力を発揮できるもの。
そして、人との繋がりの中で、自分自身の物語は少しずつ、確かに刻まれていくのだと思います。
結果は、総合2位!
みんなで最後まで諦めず、本当に良く頑張った結果でした。
今回の経験もまた、息子にとって大切な一頁となり、これからの歩みの中で静かに力を与えてくれるのだと
感じています。
そして、私自身もこれからを生きる若い世代から、大きな力をもらいました!
人との繋がりでなにを受け渡すか
先日、DAIJOUBUのクラス・「自分が受け継いだもの、受け渡したいもの」をテーマでおこなった際に引用した
株式会社ーDIANT-さんの内容です

今回のボウリングの大会においても、自分の人生はひとつひとつの出来事によりデザインされ、
そこには、必ず人との繋がりが存在していることを思い、こうして自分の物語が紡がれていくことを感じました。

児童養護施設の職員を経て、子どもの関わりにEQの領域が必須であることを実感。
現在、学童保育にEQプログラムを導入し、子ども達とワクワク感を体感中です。
すべての人が、 心から【だいじょうぶ】だと思える世界をつくりたいと願い、活動中です。