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リアル開催自分図鑑IN滋賀で溢れたDAIJOUBU感

 12/7(土)にアレンジャーズであり、滋賀県在住のいつかさんが運営している団体「おうみ子ども・若者未来のタネプロジェクト」主催のイベント「メンタルヘルス&セルフサイエンスワークショップ」で自分図鑑をリアル開催することができました。今回は、そこでの空気感や感じたことなどを、まずは、速報で(笑)お伝えできればと思います。

ファシリテーターみんながつくりだした心理的に安心で安全なDAIJOUBUな雰囲気

 今回の自分図鑑では、アレブリヘ、オーシャンゾーン、エモモンスター、ハート塗り絵、明るく照らしての5つのアクティビティを行いました。DAIJOUBUからは、私と滋賀県在住のヒロコさん&タカちゃんが参加しました。私といつかさんでアレブリへ、ヒロコさんがオーシャンゾーン、そして、小学校6年生のタカちゃんもエモモンスターのブースでファシリテーターをしました。その他のブースでは、いつかさんの繋がりで滋賀県で子どもや親御さんへ向けた様々な活動をされている3名のスタッフにご協力いただきました。

 いざ、自分図鑑が始まると、大人も子どもも没頭して、笑顔が溢れる姿が沢山ありました。また、自身を振り返る質問に対して少し考えながら、自分を探究する素敵な姿も。とにかく、その場全体が暖かく、みんなが安心して自分のペースで楽しく活動に取り組める雰囲気がありました。

 あの雰囲気をつくりだしたのは、それぞれのブースにいたファシリテーターの方々でした。「自分らしい参加の仕方で大丈夫」「これが答えでこれが不正解とかはないよ」「自分らしく楽しんでね」といったメッセージがそれぞれのファシリテーターの方々の振る舞いに表れていたことで、子どもたちも安心して楽しく自分を表現できたと思います。また、そういった雰囲気や感情がどんどん伝播して、時間が経てば経つほど、DAIJOUBU感がどんどん熟成されていく感じもありました。

その場で答えがでなくてもDAIJOUBU。ワークを行っているプロセスが大切

 様々なワークを通して、最後に自身を振り返る際に、自分の中からそこで答えが出ることもありますが、もちろん、出ない時もあります。ですが、それで全然大丈夫だということを改めて感じました。まずは、そのワークに没頭することが大切で、その没頭しているプロセスがとても大事だなと思います。その中で、自身を振り返る際に、答えがでなくてもOKでそこで少しでも自分の内面に目を向けたということが大切です。EQはすぐに効果を感じるというよりかは、じわじわと後から効果を実感するということがよくあります。後から効果を実感するのはそのようなプロセスを経たからこそだと思います。

 今回の自分図鑑で私といつかさんが担当したアレブリへは、粘土を使用して行ったのですが、子どもも大人も本当に没頭してなんと、1時間以上集中して行っていた人も沢山いました。どんな動物のどんなところが好きか?どんなところが自分にあったらいいか?そんなことを考えて、自分だけのアレブリへを没頭してつくっているあの時間がとても有意義だと感じました。

 もしかしたら、「そのアレブリへは自分自身にどんな声をかけるか」「そのアレブリへが自分を守ってくれるのはどんな時か」といったことが、その時はまだ上手く言語化できないとかといったともあるかもしれません。でも、このワークを行ったプロセスがあるからこそ、ある時にその答えがパッと出てくることがあるかと思います。また、こういったプロセスを継続していくことで、より一層そういった感性が磨かれて、「自分の頭と心を仲良くするEQ力」が高まっていくのかなと感じました。

アレブリへ

粘土でアレブリへを行い、1時間以上没頭して行う人も沢山いました。

エモモンスター

タカちゃんの小学校6年生と思えないファシリテートでみんな楽しみながら、自身を探究してました。

ハート塗り絵

色とりどりのハート塗り絵が本当に沢山で、それを一生懸命説明してくれるお子さまもいて素敵でした。

オーシャンゾーン(琵琶湖バージョン)

滋賀県ということで、オーシャンゾーンを琵琶湖バージョンに。

明るく照らして

すごく暖かい雰囲気で楽しそうにランタンをつくってました。クリスマスツリーに飾るのも素敵です。

学校現場でも広がってほしい自分図鑑

 今回の自分図鑑の雰囲気や皆さんの笑顔を見て、改めて公教育の現場でも広がってほしいなと感じました。そのためには、こういったワークをまずは、知ってもらうことや体感してもらうといったことが大切ということも改めて実感しました。

 実は、自身を振り返るようなセルフサイエンス的なことを特に特別支援教育の「自立活動」という文脈で実施している先生方は沢山いて、「それってセルフサイエンスじゃん!」と思える実践にも最近になって沢山出会ってきました。この自分図鑑(セルフサイエンス)がもっと広まって、まずは、そういった先生方のもとに届き学校現場でも今回の滋賀での自分図鑑のようなことが行われるようになったら素敵だなと感じました。いつか学校現場にも広まるように、DAIJOUBUとして引き続き活動を続けていけたらと思います。

 

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