1. HOME
  2. ブログ
  3. 宝物を連れて、新天地へ

宝物を連れて、新天地へ

DAIJOUBUまわりーです。先日大好きなお友だちと3人で、オンラインでお話をしていました。何について話そうと決めていたわけでもないのに、自然・不自然、教育、集合体(陰陽)、死と再生、と移り変わりながらも、全体が愛とエネルギーとアイディアに満ちていた、幸せな時間でした。

実は来週から米国在住となる関係で、今月は「お世話になりました」「長い間ありがとうございました」と何度も口にしています。それらの場面で体験した空気も、言葉も、受容・信頼・愛・(押し付けでない、ほのかで信頼に満ちた)期待、がたっぷりと感じられたなぁと思うのです。

EQと出会うまで、EQと出会った後

EQオタクをたびたび自称している私ですがまだまだまだまだ未熟者でもあって、先週POP-UPフェスティバル全体のリーダーであるPattyとのミーティングでも、参加する子どもたちの体感への共感力の高さ、何を体験し何がお土産になるのか、そのお土産がその後の家族の関係にどんな影響をもたらすのか、滝のように溢れ出るアイディアと熱量に圧倒され、この先のEQ journeyをより一層楽しみに思えました。

EQと出会う前・出会った頃の私のストーリーについては以前ご紹介しました。いつもキリキリして、全力疾走していたくて、それでj人生のマラソンなど走れるはずもなく倒れてしまって・・。

EQと出会う前、20代の半ばで離婚を経験して、20代は本当に体中が痛みを感じるような、苦しくて眠れない日々がたくさんありました。他の多くの人もまた同じように、いろんな山あり谷ありの人生を生きておられます。

当時の私はそのたびに自分の未熟さと一緒に不運さを憂いて、「年を重ねれば必ず楽になれる」「年を重ねれば頭を悩ませるあれこれが発生しなくなる」、なぜかそう期待していました。いつかどこかにたどり着いて、そこからの見晴らしはひたすら素晴らしく、一度たどり着けばもうずっとそこにいられる、かのように思っていました。

でも違ったんですよね。今思えば、そう思っていた私は、私より実力のある誰か、であったり、何か素晴らしいことが、自分をどこかへ連れて行って解決してくれるかのような、そんな期待もしていたように思います。きっと当時の私を知っていた人はそう言わないと思いますが、なんだか「他力本願」気味で、「他責」気味だったかも、と今では感じます。

EQと出会った後、自分をembrace(包み込む)ような視点・姿勢をやっと手に入れ始めました。その数年前から始めていたSUP(スタンダップパドルサーフィン)は7年程続けていて、「変りゆくことの方が自然である」ことをこの目と体で学びました。まったく同じ瞬間はもう二度と訪れなくて、それで正解であること、それでも幻滅せず、似た感情をほのかでもずっと向けられる宝物のような存在が、誰にも必ずあること。自分に不快な感情を芽生えさせる事象も、以前は怖いもの・敵であるものと思っていましたが、それも含めて私の一部・世界の一部であると、受け入れることができるようになってきました。

EQを知っている・使えていた・使っている、は大違い!

引っ越しに伴い大掃除をしていると、高校~大学時代にものすごく時間とエネルギーを掛けて勉強をしていたスペイン語のノートが何冊も何冊も出てきました。本にできるくらい、立派な量とポイントのメモの数々付き。確かに大学時代にはしょっちゅうメキシコのストリートチルドレンの施設に行き、メキシコの友達の家に居候させてもらいながら毎年1~2か月働いて、ほとんど普通にスペイン語を話して暮らして、新卒で入った会社でもスペイン語力を活かしていました。その裏で私ったらこんなに努力をしていたのか・・・、と勉強していたことをほとんど全く覚えていないのですが、目の前に現れた努力の跡に驚きました。

それが今はなんと。文章を読めばゆっくりならわかりますし、聞いてもなんとなくならわかります。が、以前のようにするすると言葉が出てこない。。時々友達とメッセージをやりとりしても、誤字脱字だらけです。スペイン語を使う機会が減ると、一度身に着けた筋肉もどんどん落ちていって、今や不自由さだらけです。

EQも同じだなぁと感じます。カチカチと勉強だけしても、使えるようになるのはまた別です。一時集中をして身につけて学んで使っていても、その意識を置き去りにしてしまえば・あるいは知識に胡坐をかいてEQを使う意識を疎かにしてしまえば、せっかくのEQ力は私の最近のスペイン語力のように、不自由さだらけとなります。

ただ朗報は、スペイン語と違って、EQというのはご自分の中のことである、ということです。自分の中には今いったい何があるんだろう、自分は何者なんだろう、どこへどんな風に向かいたいんだろう、そのために何をしよう。題材がいつもここにあるから、散歩をしているときも寝る前にもお風呂に浸かっているときにも、できる。日々の人とのやりとりもまたEQの連続です。最初は一部難しかったり、どうやって感情を見つければよいかわからない、と感じることもあると思います。私もそうでした。自分の気持ちがわからなくて泣いてしまうほど。苦笑 でも、すべての人にEQ力はあり、それをどう養い育み続けるか、これは真理です。

宝物をいつも自分の中に

自分の中を見ていく方法、怖くない、安全な場所でガイドをしてもらいながら、自分の中で発見と癒しがある体験。これをDAIJOUBUの定期クラスではお届けしているわけですが、これは参加をする際のみならず、ファシリテーターをする際も、自分のためになるなぁと感じるのです。

5月のtea timeでは「だいじょうぶトレジャーポスター」というワークを行いました。このワーク、自分でファシリテーターをやりながら体験しつつ、とーっても癒されたのですが、自分で発見する自分の中・自分から出てくる言葉、もそうですし、それと同時に、参加されるみなさんのまなざしであったり、ひとりひとりがゆるりとリラックスして解れていく様子であったり、それに心から安堵と感謝の気持ちで満たされます。

DAIJOUBUのクラスが今年本当にみるみるバージョンアップしていると、自分でも感じています。どのクラスも楽しくて発見がある、ファシリテーターの個性もしっかり出ていて、世界でも有数のEQクラス・セルフサイエンスのクラスなのでは!とも思えます。私にとって、このDAIJOUBUという場、ここでの出会いもまた、宝物です。

拠点を米国へ本格的に移しますが、今後もDAIJOUBUが「すべての子どもたちに(大人たちにも) だいじょうぶ な世界を 」コツコツと積み重ね実現していくことをお約束をして、あと1週間、渡米の準備と宝物の整理をしていきます。


DAIJOUBU定期クラスが増えました!

DAIJOUBUの定期クラスに、平日午前のクラスが増えました!
第3火曜日の10時~、ゆったりと対話をするのがメインの、TEA TIMEです。
夜の時間帯が難しい皆様も、ぜひご参加ください!

第2金曜21時~
セルフサイエンスクラス
第3火曜10時~・第4金曜21時~
Morning/Night tea time
第4金曜19時~
POP-UPフェスティバル

DAIJOUBUセルフサイエンスエデュケーター、次回は9月コース

だいじょうぶな世界をつくっていくためには、自分で自分をだいじょうぶ、と思える力が欠かせません。では、その力はどこから来るのか、何によってサポートされているのか――。いつも通り「体感」と更に専門的な科学的なアプローチも添えてお互いに学び合う、10セッション・16時間の資格認定コースです。世界にたった一人の自分を学ぶ「セルフサイエンス」という学びのつくり方、それに必要な知識・姿勢・自分の内側にすでにあるものを、ご自身の力に変えて頂きます。また、この学びのつくり方は、テーマが何になっても必ず活きてきます。私自身もホームスクーリングをしながら「くらし」「語学x数字」「料理」などなど、様々な学びのテーマに応用してクラスをデザインしています。そしてさらに、親として子どもと関わるときにも、大切な姿勢・軸・対話の仕方のヒントがたくさん得られる学びです。ぜひご参加をお待ちしております。

*DAIJOUBUアレンジャーズネットワークの皆様・学生の皆様へはディスカウントをご用意しています。お問い合わせください。

関連記事

NEW articles

最新情報はこちらから