開催報告|7月9日(金)大人のためのセルフサイエンス「希望」
今月の大人のためのセルフサイエンスは、私、ひろ先生が担当しテーマは「希望」を行いました。「希望」をテーマにした理由として、私自身、「自分も含め全ての人に希望を与えられるようになりたい」ということを大切にしていること。そしてどんな状況でも「希望」を自ら見出すことができれば、その後の行動や結果も変わり、その姿が周囲の人々にも「希望」を与えることに繋がると思っているからです。特に、子どもは本当に大人の姿をよく見ているのでそのような姿を見せるだけでも、子どもに「希望」を与えることに繋がると考えています。だからこそ、今回「希望」をもつために、どうすればよいか参加された皆さん一人一人がヒントとなるものを持ち帰ってもらえればと思ってこのテーマにしました。
当日の流れ
・チェックイン(今週の自分を様々な飲み物で例える)
・自分の人生のハッピーラインをつくってみる。その後、ハッピーラインが下がった出来事を1つピックアップして、「それはどんな出来事だったか」「その時、生まれた感情は何だったか」「その感情は自分にどんなメッセージを与えてくれたか」「その後、ラインが上がっている(または上がっていない)その要因は何か」を振り返ってシェア。
・ケツメイシ「ライフイズビューティフル」のMVとその中の歌詞や、偉人たちの名言をの中からインスピレーションを受けたものを参考にポスター作成
・今日の学びを振り返る
自分の人生を振り返ってみるということで、パッと書ける人もいれば、色々なことやその出来事それぞれに色々な想いもあり、「書けません!(笑)」という人もいました。それでも、ちょっと振り返ってみるというプロセスを踏んでみたり、そこで感じた想いをグループでシェアしてみることで新たな発見や気づきを得られた参加者の様子もありました。特に、若い世代や学生さんは普段違う世代の方々とこのような話をしたり聞いたりという機会は中々無いので、色んな発見があるのかなと思いました。
参加者の皆さんの様子から
振り返ってみることで、「あの時の挫折は意味があったんだ」と気づくことができたという方や、「生きてるだけで丸儲け」という明石家さんまさんの言葉を引き合いにして、改めて今が幸せなことに気づいたという方もいました。また、「逆境は乗り越える」といった壁を昇っていくようなイメージではなくて、逆境や嫌なことなどはそれはそれとして受け入れて、そこを「ポン」っと跨ぐイメージのポスターを作成した方もいました。逆境を乗り越えるというと、苦しい思いをして歯を食いしばってその先の希望のために頑張る・・・・というイメージが自分自身も強くあったのですが、そうではなくて全部受け入れる。私個人としても、新たな見方や発見というか、「別に無理に乗り越えようと頑張りすぎなくても大丈夫。」と言われた気がして肩の力が抜けるような、大きな発見がありました。
次回イベント
次回は、7月30日(金)にセルフサイエンス特別クラス!!セルフサイエンス最先端実践校、米シナプススクールで教員をされてらっしゃる、Keiko Sato-Perry氏を招いて事例やワークを体感しながら個を大切にする教育・子育てについて学びます。貴重な特別クラスになりますので是非ご参加ください。
金融機関での勤務や9年間の公立中学校教師生活を経て
現在は放課後等デイサービスで学習指導やSSTを行う
自分自身も、子どもたちも「自分らしく生きて幸せに」というモットーのもと
教育に携わっています