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ユーモアのセンス

新しい年が明けました。
年末には、占星術好きの方はご存知の通り、200年の「土の時代」が去り、これから200年続く「風の時代」が到来しました。土の時代は金銭、物質、権威等が重視され、風の時代はかたちのないもの、コミュニケーション、個人等が重視されるのだそうです。

(風の時代には個人が重視される、これはつまり自分が何がしたいか、自分の軸を持つことが大事だということで、セルフサイエンスで自分のことを知っていくのがますます大切になりそうです!)

占星術に関心のない方がいらしたらご容赦いただきたいですが、今のこの過渡期のような重い時期を超えれば、その先はずっと軽やかな時代になっていくと暗示されているような気がして、私は楽しみにしています。


軽やかさ、は実は私のこの一年のテーマです。

去年は激動の時期だったこともありますが、振り返るとここ1,2年、自分が重かったと感じます。いろんなことをまじめにとらえすぎて、悩んだり、悶々と考えたり。
ですが昨年の終わりの方に瞑想理論で「ユーモアのセンス」という視点を学んでから、ずいぶん肩の力を抜くことを意識するようになりました。

「ユーモアのセンス」とは、人が特定の考えや事柄にまじめになりすぎると、視野が狭まりユーモアを生み出す余裕もなくなってしまう、もっと物事を俯瞰的にとらえていけば状況にユーモアを見出す余裕が出てくる、という話。

例えば喧嘩をしている兄弟や夫婦を考えてみます。
本人たちは本当に怒り、必死で自分の意見を主張しますが、はたから見るとそこまでのことではなかったりするわけです。渦中にいると視野が狭くなり、目の前のことに必死になってしまいがちだけれど、いったん引いて視野を広くするとそんな必死な自分を客観視できる、場合によっては滑稽にすら見える余裕が生まれるのです。

私たちは先行きの見通しにくい世界の中で、自分はどうしたらいいか、子どもをどう育てていけば良いだろうか、などなどをつい考えこみ、重くなることがあるかもしれません。特に今のような時期には、重くならざるを得ないようなことがたくさんあります。

それでも、そんな自分に気が付いたら、ふっと肩の力を抜いて、ちょっとだけ視野を広げてみれたら良いな、と思います。不安や怒りなどの感情に巻き込まれ、そこにある様々な可能性に気が付いていないのかもしれません。何かがうまくいかなくても、人生全体で見るとまだまだ挽回できることだったり、突破口を切り開くのに必要なことなのかもしれません。


1人ではつい悶々としてしまう、という方にはアウトプットして力にしていく方法もあります!
今月は第四金曜日に「この頃 だいじょうぶ?」というテーマで、「だいじょうぶ」をキーワードにたっぷりアウトプットしていただく場を設けています。
自由にアウトプットしながら、少しずつ自分の中にあるものを整理し、俯瞰していきませんか。

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