人生に必要なスキルは、セルフサイエンス・EQの一択につきる
2025年が始まりましたね!
1月1日の朝日を見ながら、今年はどんな年にしていこうかと家族で夢を語り合いました。
この1年がより自分らしく、やりたいことに対する想いを紡いでいかれるように、期待したいと思います!
感情の快・不快は赤ちゃんの時から体感している
年末に、電車内である光景を見ました。
乗車時には大人しかった赤ちゃんが泣き始め、お母さんがベビーカーを前後に揺らしながら、声を掛けていました。
しかし、赤ちゃんの泣き声は大きくなるばかり…
そこでお母さんはベビーカーのベルトを外し赤ちゃんを抱っこすると、涙は残りつつも安堵の表情で眠りにつきました。
この光景を見ながら、保育士になったばかりの頃に《人は、未成熟なままでこの世にうまれるため、
身体をあまり動かせない時期に脳が著しく発達するという特徴がある》という内容の学びを思い出しました。
赤ちゃんは、歩けない、動けない、食べられない、目もあまり見えていないという状況で不快と感じ、
不快という情動を泣くことでお母さんに伝え、抱っこされることで不快さを受け止めてもらっているのです。
寝たいが眠れない→不快
泣く行動→抱っこによる受け止め→安堵(快)
このように赤ちゃんは、泣く行動を起こすことにより、不快から快への移行を何度も体感しているのです。
そして、抱っこという応答により、自分の行動に応えてくれる人の存在を知っていくのだと感じました。
この体験は、のちに自分は一人ではないことや、力になってくれる他者に対する信頼関係の構築、
自分の行動がもたらす夢への実現に紐付けられることを思いました。
赤ちゃんが泣く=抱っこするという行動は、普段からあたりまえのようにやっている行為かもしれません。
しかし、この行為の源はEQ力であり、子育てを通して親子でEQ力が育まれていくことを知ることができたら、
子育ての時間がより有益になると思いました。
子育てにおける行動一つひとつが、その後の双方の人生を豊かにしてくれるはずです。
すべての事柄は、表裏一体であり自分に必要なもの
年末に開催された《大人のためのセルフサイエンス》クラスでは、【発想の転換】というテーマで行いました。
発想の転換を切り口に、出来事に対する楽観的・悲観的の捉え方について考える時をもち、
著者:楠木健氏の絶対悲観的主義の本より、内容を一部分抜粋し、皆さんと考えを深めていきました。
絶対悲観的主義の利点を3つ (本より抜粋)
・実行が極めてシンプルで簡単である
とにかくうまくいかないことが大前提にあるため、期待するツマミを思いっきり悲観志向に回しておくだけで
いい。 そうすれば、うまくいけばもの凄く嬉しいし、うまくいかなくても心安らかに結果を受け止められる
・行動に移すまでの時間が短くなる
責任重大なことほど《うまくやらなければ》と構え、綿密な計画を立てようとする。
さらに、失敗して傷つくことを恐れてしまうが、うまくいかないだろうと思っていれば、
気楽に取り掛かることができる
・悲観から楽観が生まれる
絶対悲観的主義は、リスク耐性が高いため、リスクに対してオープンに構えることができる。
悲観から楽観が生まれるという逆説は、究極の楽観主義だと言える
私はこの本から、一人ひとりが携えている願いや目的のために、楽観的はアクセル、悲観的はブレーキの役割を
果たしてくれるもので、双方のバランスを整えることで、どちらも自分に必要なアイテムであると感じました。
ですから、感情と一緒で、楽観的が良くて悲観的が悪いという線引きではなく、自分のやりたい目的のために
どのように、双方の側面を味方につけ、用いていくかがキーであるかもしれません。
セルフサイエンスの学びでは、すべての事がらに対し、良いか悪いかの捉え方ではなく、
それぞれが自分自身に伝えようとするメッセージが存在することを知りました。
この捉え方には希望があり、セルフサイエンスでしか学ぶことのできない領域だと思っています。
DAIJOUBUが開催する1月の【大人のためのセルフサイエンスクラス】
今年最初のクラスは、2025年1月17日(金)21:00~ひろ先生による『信頼』がテーマです。
だいじょうぶ感がクラスの隅々まで行き届いていて、ひろ先生の織り成す言葉の数々が数珠繋ぎとなり繰り広げられていきます。
様々な発見や、自分の心に届いたメッセージは、今年の夢、やりたいことの力になってくれるはずです!
新しい1年のスタートに、是非ご一緒しましょう♪
児童養護施設の職員を経て、子どもの関わりにEQの領域が必須であることを実感。
現在、学童保育にEQプログラムを導入し、子ども達とワクワク感を体感中です。
すべての人が、 心から【だいじょうぶ】だと思える世界をつくりたいと願い、活動中です。