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他人軸から自分軸へのシフト

私は、いったい何者か⁈

なぜ、こんなにも息苦しさを感じるのだろう?
しくしくと心を掴み続けるものは、いったい何のだろう?
そしては、私は何処に向かっているのだろうか?
何だか、一気に心が重たくなってしまいますが、かつてこんなループに浸っている私がいました。

幼い頃から、人を喜ばすことが好きで、相手(大人)が何を望んでいるか何となく分かる無難にいい子でした。
その為、周囲の大人から『いい子だね』と言われ、成長とともに、『よい人』と言われる率が高かったことを記憶しています。
私自身もこの『いい子』という響きに対して、大人から評価、承認されていることへの心地良さを
感じていたのだと思います。

《誰かの為に、何かをする》 ここに使う労力は、惜しまない。
社会人になる際の就職先は、何の迷いもなく、児童養護施設の職員とし、敢えて住み込みを選択しました。
10人の子ども達と関わるためには、相当なパワーが必要だったのですが、《子ども達の為に…》を
合言葉に必死で過ごしていました。
その為、子どもと向き合う良い職員としての立ち位置をキープしていたのでした。

しかし、この心地良かったはずの《良い人》が、いつしか周囲に対し、期待を裏切れないという蜘蛛の糸のようなものが私にまとわりつき、少しずつ自分の気持ちに蓋をしていくのでした。

最終的に、バーンアウトしてしまい、
自分に問いかけた言葉は、私はいったい何者か⁈だったのです。 

このバーンアウトを機に、
自分軸と他人軸は「どちらか」ではなく「バランス」で考えることが大切だと気付かされました。
そして、あまりにも他者を優先するがあまり、『自分軸で生きる』=「わがまま」という方程式が
出来上がっていたのでした。

EQ・セルフサイエンスの学びは、完璧な人になる為ではない

何かの学びをする時に、スキルアップ、自分自身のためとは思いながら、どこかで、資格をとったからには、
《こうあるべき》という完璧さを追求していたように思います。

しかし、EQ・セルフサイエンスの学びの中で出会えた、自分の感情、自分の思い、意図、考え、行動、本当にしたかったこと、本当に欲しかったことの数々。
時に意識的に、時に無意識に蓋をしてしまっていた自分自身を知ることは、不思議さもあり、怖さも
ありましたが、最終的に残った感情は、安堵でした。

だから今、自分軸を大切にすることは、決してわがままではなく、むしろ自分の内側を知らずして、
他者に対し、本質を伴った関わりはできないと感じています。

他者の評価や承認ではなく、自分が自分を否定せず、ありのままをそっと受け入れてあげたいと
思います。

このプロセスを通し、まとわりついていたかつての蜘蛛の糸から、ドリームキャッチャーに変わりました。
このドリームキャッチャーには、今までスルーしてきた言葉や生活の一コマが引っかかるようになり、
気付けることや、自分の内側との対話により、思考回路を整える意識が働くようになりました。
また、うまくいかなくても、それまでの経緯を振り返る余裕が生まれ、我が子や他者に対してその経緯を 共有し、また新たな学びを得ることがとても嬉しいです。

我が子にも、うまくいかなかったプロセスで得た数々を言語化して伝えることは、親が子に贈る
プレゼントになるのかもしれません。

DAIJOUBUがおくる自分図鑑

2022年8月1日〜8月26日まで開催されるサマープログラムです。
このプログラムの中で、全10クラス(英語と日本語)が無料でご参加いただけます。
さらに、未だだれも研究したことのない『自分』をEQ・セルフサイエンスをつかって、研究し、
プロセスや作品を図鑑として残す 世界で、たった一つの『自分図鑑』を作っていきます。

子どもから大人まで、どなたでもご参加できます!
是非ご一緒に、この夏『自分図鑑』を通して、知っていた自分との再会、知らなかった自分と
出会って みませんか?

自分はいったい誰で
何が好きで何をしていると幸せで
どんなことに腹を立て
何があれば勇気を持って立ち上がれるのか
何を見て心がときめき、どんなことに夢中になるのか
誰のことを信頼していて、どんな人のどんな言動に安心するのか…

《自分図鑑の詳細はこちらから↓》




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